ワット・プラタート・ドイ・コンムー(Wat Phra That Doi Kong Mu)は、メーホーソーンのコン・ムー山の頂上にある寺院です。
標高は、なんと600m。ここからみるメーホンソーンの街並みや山々はとても綺麗です。
また、街自体が静かなこともあり、神聖な雰囲気が漂っています。
メーホーソーンでは有名な寺院なので、観光には外せない場所だと思います!
本記事では、ワット・プラタート・ドイ・コン・ムーへの行き方や実際に参拝した様子をレビューします。
行き方
山頂にあるため行くのが大変そうですが、メーホンソーンの中心部からすぐの場所にあります。
宿泊場所からそこまで離れていないと思うので、徒歩・バイクの二通りの行き方を説明します。
車やバイクで行く場合
この入り口からひたすら上に登っていきます。
2、3分程度でしょうか。あっという間に到着します。
夜は暗いので気をつけてくださいねー!
寺院の方がいると、登りきった場所に停めて良いよーと教えてくれます。
車は境内の奥の方に停まっていました。
徒歩の場合
ここから登って行くみたいです。
試していないのですが、30分くらいだそうです。
早朝ウォーキングしている旅行客が数組いたので、明るいうちはいいですが、暗くなると怖いです。笑
道中の眺めが良いらしいですよー!
今回はレンタルバイクを使用して登りました。
田舎で電灯も少なく、早朝や夜は結構暗いので注意してください。野犬もちらほら。
メーホンソーンの主要観光地は、どこもそこそこ距離があるので、旅行中はバイクがあると便利ですよー!
ワット・プラタート・ドイ・コンムーとは
標高600mのコン・ムー山の頂上に建ち、東を見ればメーホンソーンの町並みや空港の滑走路、西を見ればミャンマーの町並みが見下ろせる眺望の美しさが素晴らしい寺院です。
メーホンソーンの町のどこからでも見える白亜の仏塔は、タイとミャンマーの混合様式になっており、ぜひ訪れておきたいこの町のランドマークです。
山頂に上がると、ビルマ様式の2つの仏塔があります。
大きい仏塔は1860年に建設。
仏様の主要な弟子の一人、モッがラーナの遺品が収められています。この遺品は仏塔を建てたチョン・トン・スーとレックによって、ビルマから持ち込まれたものなんだそうです。
小さな仏塔は1874年に建設。
メーホンソーンの初代統治者のプラヤ・シン・ハナット・ラジャによって建てられたそうです。
説明書きがあるんですが、いい味出してました。笑
こちらはちゃんとしてました。
裏手に回るとこんな感じ。
こちらが大きい仏塔でしょうか?
ぱっと見よくわかりません。
この奥は本殿でしょうか。
中で何やらお祈りされてました。
山頂からメーホンソーンの街並みを見てみる
境内どこからでも眺めは良いのですが、ビューポイントもあります!
この横にカフェがあるのですが、オフシーズンだからかずっと無人。
諦めました。笑
この日は少し曇り。
晴れていれば、広大な山々とのんびりとしたメーホンソーンの雰囲気を堪能できます。
空港の滑走路や、ワット・チョンカムも見渡せます。
この街の守り神みたいな光景がとても素敵です。
因みに、頑張って徒歩で山頂まで来た場合、このわんちゃんに出迎えられます。
境内にあったので、20バーツでお願いをしてみました。
さらに登ってみる
境内を奥に進んでいくと、売店を発見。
しかし、誰もいません。もちろん店員さんも。笑
のんびりしていて素敵すぎます。
しばらく進むと、坂道が登場します。
前にお堂が見えて来ました。
手前にお賽銭箱があったので、靴を脱いでこちらでお祈りします。
さらに上がっていきます。
精巧に作られていて、人かと思いました。
大きな仏像とお堂があります。
こんなに大きいのに、近づくまで気がつきませんでした。
周辺には少し変わった仏像が沢山あります。
中には入れませんでしたが、屋根の作りがとても綺麗ですね。
ビルマ式だからでしょうか。
さらに進んでいくと、頂上らしき場所に到着です。
うろうろしていたら発見しました。
何なのか、とても気になります。
ここからみる山々が本当に綺麗。
拝観時間によって表情が変わる仏塔
日中の時間帯はもちろん素敵。
でも時間帯によって寺院の雰囲気が全然違うんですよー!
サンセット
17:30頃から日没が始まり、仏塔がライトアップされます。
幻想的な雰囲気に包まれます。
このまま境内を眺めながら、ゆっくり夜を迎えます。
線入りすぎててすみません!笑
時期や天候によっては、境内から日没を見られるようです。
残念ながら、この日は普通に曇っていました。
19:00頃の様子。
辺りはすっかり暗くなりました。
写真じゃ伝わらないけど、独特な雰囲気で本当に素敵です!
サンライズ
5:30頃に境内に行ってみました。
メーホンソーンは、別名ムアン・サーム・モーク(3つの霧の都)と呼ばれています。
乾季には川霧。
暑季には周辺の森で生まれた霧。
雨季には霧雨。
1年を通して霧に覆われている町なんだそう。
めっちゃ素敵な響きです。
雨季に来た今回は、霧の発生はなく至って普通に朝を迎えました。かすかに空に見えるのは霧でしょうか。
それでも、静かな雰囲気の中で見る早朝のメーホンソーンの街並みは素敵です。
乾季や暑季だと、6:30頃から境内に霧が立ち込めて幻想的な雰囲気を味わえることもあるようです。
霧が晴れた後に差す日の光、次回訪問時はぜひみてみたいと思います!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!
施設情報
名称 | วัดพระธาตุดอยกองมู (Wat Phra That Doi Kong Mu) |
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住所 | Chong Kham Muang Mae Hong Son, Mae Hong Son 58000 |
地図 | https://goo.gl/maps/SbyAUPGq7uRjgshk9 |
アクセス | 中心部から車やバイクで約10分 |
料金 | 拝観自由 |