ペッチャブリー県にある、タムカオルアン(ถ้ำเขาหลวง)に行ってきました。
高さ約92メートルの山にある洞窟。この洞窟の中には170体以上の仏像が納められているそうです。
地上から差し込む光がとても幻想的で、非日常的な光景が広がっています。
人工的に舗装されてはいるものの、洞窟自体がとても綺麗でした。
今回は、タムカオルアンをご紹介します!
タムカオルアンとは
アユタヤ様式の仏舎利が見つかったことから、アユタヤ王朝の初期につくられたと考えられているそうです。
ラーマ4世がこの洞窟を好み、瞑想のために頻繁に訪れていたようです。その後1875年にラーマ5世が王室の財産を寄付して洞窟の修復にとりかかられたそうです。
チケットを買って山を登る
料金は25バーツ。運が良いと、この写真のような光景に出会えるそうです!
この車で洞窟入り口まで向かいます。
車やバイクで来ている場合でも、ここで乗り換えます。
1、2分くらいで到着します。
帰りもこんな感じで待機している車に乗り込みます。
カオルアン洞窟へ入る
1時間程度で回れる広さでした。いくつかのポイントに分けてご紹介します。
入り口の様子
ここから下へと降ります。
めっちゃ急な階段なので要注意!
100段くらいありました。手すりを頼りに登ってくる人の顔は皆真剣です。まさに疲労困憊。
あー帰りはこれを登るのか、と思わず考えてしまいます。
これが原因なのか不確かですが、太ももが筋肉痛になりました。
仏足石
階段を下りきってすぐの場所。
素敵な仏足石です。
綺麗で早くも感動。
中央の仏像を参拝
太陽光線はなく普通に明るいです。
それでも十分幻想的でした。
中央の仏像。
洞窟と仏像という組み合わせがやはり神秘的。
参拝セットやプラクルアンが置いてありました。
普段通りの参拝セットですが、線香やロウソクに火は灯しません。
線香やお花は前方にある場所へ置きます。
金粉はこちらに貼らせていただきました。
涅槃像
正面の仏像から後方に進むと涅槃像があります。
ここからさらに奥に進めます。
素敵な表情をされています。
洞窟の中の涅槃像。とても綺麗です。
洞窟の際奥へ
またもや光が差し込むスペースが。広々としていて綺麗です。
もちろん周りには仏像が並びます。
更に奥へと進んでみます。コウモリの鳴き声が多く聞こえます。
当然ですが、奥の方は暗いです。
最奥に納められていた仏像。
暑すぎてクラクラして来ました。奥に階段があったのですが、塞がれていました。
ベストな時間帯と服装
9:30〜11:00ごろに行くと綺麗な太陽光線を見られるそうです。ただ、時期や天候によっても異なるので運要素が強い気もします。
ちなみに、僕は13時頃という中途半端な時間に行ってしまいました。笑
また行くことがあれば、今度は朝早くに行きたいですね。
注意書きがある訳ではないのですが、神聖な場所なので露出の多い服装は避けた方が良いと思います。
猿を救おう
タムカオルアンのチケット売り場近くにあった看板。猿を救うために活動されているという女性がいました。
今まで餌を与えていたペッチャブリーの観光客が一斉に消えてしまいました。
その関係で、餌を求めて猿の大群が道路に溢れていた光景は記憶に新しいですね。
こんな感じで、誰かが餌を与えないと猿も生きていけません。
興味があればFacebookページを覗いてみてください!
タムカオルアンの場所
ペッチャブリーの鉄道の駅から車で約5分の距離にあります。
ペッチャブリー駅周辺にトゥクトゥクが多く停車していました。タムカオルアン周辺には停車していないので、もし利用する場合は往復で交渉をした方が良いかもしれません。料金は200バーツ程度だそうです。
タムカオルアンのチケット売り場の様子。
後ろを向くとこんな感じ。道路でトゥクトゥクを拾うのは難しそうです。
施設情報
名称 | タムカオルアン Tham Khao Luang ถ้ำเขาหลวง |
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住所 | Thongchai, Mueang Phetchaburi District, Phetchaburi |
地図 | Google Maps |
営業時間 | 8:00〜16:00(月〜金) 8:00〜17:00(土日祝) |
入場料 | 25バーツ |
ペッチャブリー県に観光地が沢山ある訳ではないのですが、ここだけでも訪れてよかったと思える場所でした!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!