バンコクノイ区にあるワット・チャイヤティット(วัดไชยทิศ)は、アユタヤ王朝の後期に建てられたとされる寺院です。
現在に至るまで修復はされているようですが、アユタヤ王朝に描かれたウボーソットの壁画がとにかく美しいです。残念ながら半分は消失してしまっていますが、半分を失ってもなお引き込まれる美しさがありました。
訪問時にウボーソットとウィハーンは閉まっていたのですが、わざわざ開けていただき参拝することができました。
今回は、ワット・チャイヤティット(วัดไชยทิศ)をご紹介します!
入り口の様子
綺麗な門ですね!右側には川が流れていました。Choeng Len運河に繋がっているのでしょうか。
以前は行き止まりでしたが、現在はまっすぐ進むとLiap Thang Rotfai Taling Chanという道路に出れます。
出来たてホヤホヤの門も素敵ですねー!コンクリートの床が広がる結構広いスペースになっていて、市場か何かできそうな感じでした。
ワット・チャイヤティットを参拝
こちらはウボーソット。入り口は閉まってます。
中に入れなさそうだったので、ウロウロしながら人を探します。
こちらも閉まっていると思いきや、よーく見たらちょっとだけ空いてました。
そして、寺院の方発見!何とウボーソットとウィハーンを開けていただけるみたいです。
改めてウボーソットの様子。
かなり雰囲気が良いです。歴史のある寺院なので劣化箇所もかなり目立ちます。壁画の半分は修復が不可能なようで、白く塗りつぶされていますね。
もともとはアユタヤ王朝に描かれた絵です。現在に至るまでに修復はされているようですが、歴史の重みを感じずにはいられません。
色使いに派手さはないのですが、とても美しいですね。
思わず見入ってしまいます。
半分消えてしまっているのにこの迫力。全面残っていたらと思うと少し残念です。
このドアも良い味がでていますね!
こちらのウィハーンはラマ4世の治世に作られたそうです。普段は解放されていないようで、草木がまとめて置かれていました。
中はシンプルな作りで、そこまで広くはありません。
対に設置された仏像が綺麗です。
奥のパゴダと比べると、とても歴史を感じますね。
敷地内を散歩
大きい寺院ではないですが、緑が多くて散歩していて気持ちが良いです。
美しいですねー。
中国系の仏像を発見しました。他の寺院でもたまに見かけますが、何なのでしょう。
ワットチャイヤティットの場所
MRT Bang Khun Non駅から徒歩15分程度の場所にあります。
歩いて行くのはちょっと大変です。
施設情報
名称 | ワットチャイヤティット WAT CHAIYATHIT วัดไชยทิศ |
---|---|
住所 | Tang Trong Chit Alley,Bang Khun Si, Bangkok Noi, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
最近ウボーソットが閉まっている寺院が多くて悲しいですねー。
今回は、外国人の僕なんかのためにわざわざ解放してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。やはり寺院は親切な方が多いですね。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!