スパンブリー県ルアヤイにあるワット・パーレーライ(วัดป่าเลไลยก์)は、ウォラウィハーン(วรวิหาร)の格付けをもつ第三級王室寺院です。
ワット・パーとも呼ばれる寺院は、約1200年前に建てられたと考えられており、とても歴史ある寺院です。
ウィハーンに納められている高さ23.46メートルもある仏像がとても美しく、またスパンブリーを舞台としたタイの民話「クンチャーンクンペーン」の絵画も見どころがります。
長らく建設中だというウボーソットも、ワットパリワートを彷彿とさせる美しい外観で完成が楽しみです。
今回は、ワット・パーレーライ(วัดป่าเลไลยก์)をご紹介します!
入り口の様子
マーライメーン通りに面した入り口。
寺院の敷地が広いので、入り口も開放的になっていますね。
目の前にセブンがあると何だか落ち着くのは気のせいでしょうか。どんなに疲れてもセブンの中に入ると生き返ります。
ワット・パーレーライを参拝
見所は現在建設中のウボーソット、ウィハーンとクンチャーンクンペーンの絵画です。興味がある方はクンチャーンの家もおすすめです。
ウボーソット
現在建設中のウボーソット。数年前から工事しているらしいですが、完成に時間がかかっているようです。
大きくて白いのでとても綺麗です。
装飾が綺麗で、ワットパリワートみたいなチカチカとした細かい装飾です。
こちらはよく探してもキャラクターは存在しません。笑
中はこれから手が加えられるのか、シンプルな作りになっていますが、とても美しい仏像が納められていました。
ちなみに寺院中央にある旧ウボーソット。現在新しいウボーソットが建設中だからか、普段は開放されていないようで閉まっていました。
中々年季が入っていて素敵なつくりです。
ウィハーン
ウィハーン外観。
ここがメインの場所のようで、多くの人はここに集まってタンブンしていました。
高さ23.46メートルあるルアンポートー。
パーレーライ(ป่าเลไลยก์)と呼ばれており、仏像の左には蜂の巣を捧げる猿、右には水を捧げる象がいます。
今までに1724年、アユタヤ王朝後期、ラーマ4世の治世に3度修復されたそうです。
近くで見るとかなり迫力がありました。
ラーマ5世の治世につくられたらしい鐘。
クンチャーンクンペーンの絵画
アユタヤ王朝にあった実話とされている民話であり、タイの詩聖スントンプーによって書かれた「クンチャーンクンペーン」のストーリーを描いた絵が並んでいます。
一つ一つのクオリティが高く、横には説明もかかれています。
クンチャーンクンペーンのストーリーを知らない僕でも楽しめたので、普通にみていても楽しめると思います。
とても美しい絵画が並んでいます。
クンチャーンの家
寺院の奥の方に進むとあるクンチャーンの家(バーンクンチャーン)。
物語を知らないからか、ちょっとイメージと違ったクンチャーン。
チーク材でできた家は綺麗でしたが、人がいなくて犬が多かったのでちょっと怖かったです。
今回は入らなかったけど、家の中にも入れるみたいです。
クンチャーンの家の敷地内には、スパンブリー出身の歌手サーヤンサンヤー(สายัณห์สัญญา)の像がありました。
敷地内を散歩
敷地内は結構広く、食べ物の屋台が並んでいました。
閉まっていたけど、何かの美術館みたいです。
奥に行くと犬が結構多かったです。もう少し奥に行きたかったですが、時々吠えてたので散歩もほどほどに帰ることにしました。
ワット・パーレーライの場所
マーライメーン通り沿いにありました。
施設情報
名称 | ワット・パーレーライ ウォラウィハーン Watpalalaiworawihan วัดป่าเลไลยก์วรวิหาร |
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住所 | 321 Malaiman Rd, Rua Yai, Mueang Suphan Buri Suphan Buri |
地図 | Google Mpas |
HP | |
参拝料 | 無料 |
とても素敵な寺院でした。
スパンブリー県にある王室寺院はここだけなので、スパンブリーへ行くことがあればぜひ立ち寄ってみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!