BTS Saphan Taksin駅から徒歩3分の場所にある、ワット・ヤーンナワー(วัดยานนาวา)は第三級王室寺院です。
アユタヤ王朝からある寺院で、この地域で水牛の売り買いが多くあったことからワット・コークワーイ(วัดคอกควาย)と呼ばれていたそうです。ラーマ1世の治世にワット・コークラブー(วัดคอกกระบือ)と改名されたのち、寺院の改修が始まったそうです。
ラーマ3世の治世、当時外国との貿易で使用していたジャンク船の姿を将来に残すため、寺院の中に建設すると同時に現在のワット・ヤーンナワーに改名されたそうです。周囲にビルが立ち並ぶ中、このジャンク船を模したお堂がとても綺麗です!
今回は、ワット・ヤーンナワー(วัดยานนาวา)をご紹介します!
入り口の様子
道路に面した入り口。高層ビルの前にあるからか、とても目立ちます。
かなり素敵な門構えです。
ジャンク船
敷地内の中央にあるジャンク船。
船の前にはラーマ3世の像があります。
当時使用されていたジャンク船と同等の大きさだそうです。結構大きいので迫力がありました。
ジャンク船の中に入ります。こちらの入り口で20バーツを支払い入場します。
参拝セットを受け取ります。
上部の参拝場所。こちらでお線香を炊きます。
金箔とお花はこちらへ。この仏像と手を合わせると良いのだとか。
船の中は帆に見立てたチェディが2つありました。
船の中は色々あるわけではないので、すぐに回り終えます。船から見る周りの景色も素敵です。
ウボーソット
かなり歴史を感じる外観。
改修をするのか、周りを柵で囲まれています。
ウボーソットの入り口。
ウボーソットの中。綺麗ですね!
後ろに見える扉の絵が少し珍しい気がします。
劣化箇所が多いのですが、とても美しいです。
この入り口の段差は踏まないように跨ぎますが、それでも塗装面の露出が激しいですね。
側面の窓枠も素敵です。
後方より。
敷地内を散歩
高層ビルがあるため、とても不思議な感じがしますね。この不思議な感覚になれることがこの寺院の魅力のようにも感じます。
後から知ったのですが、この中に入ると色々仏像があるみたいです。スルーして上に登ってしまいました。涙
登りきった場所には特に何もなく、建物も閉まっていました。
上から眺める風景は綺麗でした。参拝客はあまりいないのですが、何故か車がとても多いです。
中国系の参拝場所。
ワット ヤーンナワーの場所・行き方
BTS Saphan Taksin駅から徒歩3分。駅からとても近いです。
寺院の奥に進むとWAT YANNAWA PIERという船乗り場があったのですが、乗り方や時刻表などはわかりませんでした。
施設情報
名称 | ワット ヤーンナワー Wat Yannawa วัดยานนาวา |
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住所 | 40 Charoen Krung Rd, Yan Nawa, Sathon, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 ※ジャンク船は20バーツ |
パッと見のインパクトが中々強い寺院でした。高層ビルと寺院という組み合わせに最後まで慣れず、とても新鮮な気持ちで参拝できました。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!