バンコクから約30kmの場所にあるサムットサコーン県。
ここで有名なマハーチャイ市場を散策中のこと。
市場の店員さんに美味しいご飯屋さんを聞いたら、川を渡ったところにあるよーと軽く言われました。
橋かなんかあって、歩いて渡るのかなと思っていたのですが。
予想以上に大きかったターチン川。
せっかくなので、近くにあるマハーチャイ埠頭から、このターチン川を渡ってターチャローム(ท่าฉลอม)という場所に行ってみました。
ここでの移動手段はバイタクかサムローなのですが、このサムローという乗り物のインパクトがとても強かったです!!
本記事では、マハーチャイからターチャロムへの行き方と、サムローがどんな乗り物かをご紹介します!
ターチャロム(Tha Chalom)の場所
ターチャロムは、このようにターチン川に囲まれた場所にあります。
端から端まで車で5分。徒歩でも25分程度で行けてしまいます。
ターチャロム(Tha Chalom)への行き方
マハーチャイ埠頭から渡し舟に乗ります。
料金は3バーツ。窓口で支払って入場します。
舟はこんな感じ。到着してたので待たずに乗れました。
利用客は結構多く、バイクで乗る方も多くいました。渡し舟が住民の大事な足となっていますね。
5分くらいで到着します。
船着場にバイクが待っている光景が新鮮です。
ちなみに帰りも同様に3バーツを支払います。
サムローに乗ろう
こちらがサムロー。
語源は、サーム(สาม)=数字の3。ロー(ล้อ)=輪。つまり三輪ということのようです。
サムローの乗り方
ターチャロム埠頭からすぐに、サムローが列をなして待機しています。この光景がとにかく素敵です。
お店やお寺の名前など、目的地を伝えて料金を確認します。タイ語での交渉となりますが、狭い範囲で行く場所が限られてるので大体わかってくれます。多分。
行きたい場所のグーグルマップに乗っているタイ語を提示すればよりわかりやすいと思います。
サムローの料金
自転車なので、短距離の移動が主になるようです。
今回僕は1.5km利用して30バーツ。仮に2人乗った場合は40バーツと10バーツ増えるようです。
ちなみに、1.5kmの利用で約10分かかりました。結構のんびりと進みます。
乗ってみた感想
僕の利用したサムローの運転手さんは、お話好きでとても暖かい方。田舎っぽい風景を感じながらタイ人の暖かさに触れられるとても良い機会となりました。
行き帰り利用したのですが、運転手さんの年齢がどちらも65歳を超えていました。他の運転手さんを見回しても同年齢の運転手さんが多そうです。
一応2人乗り可能な乗り物ですが、運転手さんの体力によっては断られます。そして、炎天下の中ご高齢の方に自転車を漕いでもらっているので、申し訳なくなって運転代わってあげたくなることが多々ありました。
最後にチップを渡した時の笑顔がとても輝いていました!!
サムローから見た景色
サムローに乗りながら見たターチャロムの景色。
田舎っぽい雰囲気ですが色々なお店が並んでいます。
道路は真ん中を走ります。車の走行量は少ないですが、後ろから車が来てもちゃんとサムローを避けてくれます。
帰りの運転手さん。話していると、たまにこちらを振り向いてくれるのですが、ちょっと前が心配。笑
時計台がありました。
こののんびりとした感じがとっても心地良いです。
まとめ
サムローのイメージ画像。現実は大分違いました。
というか、サムローの前にバイク置かれている。笑
元からなのか、サムロー業界で進む高齢化。ちょっと若い方はバイタクの運転手だったので、サムローはきっとそのうちなくなる文化のように感じました。
正直ターチャロムは色々な観光地があるって場所ではないのですが、サムローが恋しくなったらまた訪れてみようと思います!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!