アユタヤ県のAng Thong Rd沿いにある、ワット・トゥーム(วัดตูม)は第三級王室寺院です。
古くから存在する寺院ですが、アユタヤ王朝が崩壊した1767年に無人の状態になりました。その後、約100年の月日が流れ、ラーマ4世の治世に再建されたそうです。
この寺院には、ルアンポースック(หลวงพ่อสุข)という有名な仏像が納められていることで有名です。仏像の頭部が開閉できるようになっており、この内部に聖水が湧くという不思議な現象が起こるそうです。
この聖水は病気を治したり痛みを和らげると信じられており、ラーマ10世の戴冠式にも献上されたとても神聖なものとされています。
今回は、ワット・トゥーム(วัดตูม)をご紹介します!
入り口の様子
Ang Thong Rd沿いにある素敵な門。
敷地内はとても広々としていました。
ワット・トゥームを参拝
色々書いてありました。有名なルアンポースックは、ウィハーンに納められていました。
ウボーソット
ウボーソットの外観。現在解放はされていないようで中には入れませんでした。
建物の作りが独特で装飾も綺麗です。
横からの様子。とても綺麗です。
ウィハーン
ウィハーンの外観。
横からの様子。結構大きいです。
みなさんウィハーンの手前でお線香を焚いていました。
参拝セット。
ウィハーンの入り口。
ウィハーンの内部。入って左にプラクルアンが沢山並んでいました。
手前の仏像がルアンポースック(หลวงพ่อสุข)です。元々の名前は、ルアンポートーンスックサムリット(หลวงพ่อทองสุขสัมฤทธิ์)と呼ばれていたようです。
アユタヤ王朝が崩壊して住民がこの地を離れる際に、このルアンポースックは森へ持って逃げたため無事であったという記述がありました。
頭部の中が結露のような状態になって水が湧くのではないかと言われています。不純物はなく、飲んでも健康上の問題はないそうです。
毎月1日にルアンポースックの頭部を開けているそうです。写真で見たのですが、仏像の首あたりから頭部ギリギリまで聖水でいっぱいでした。とても神秘的です。
僧侶にいただきました。ありがとうございます。
モンドップ
とても綺麗な建物。
モンドップの内部。
沢山の仏像が納められていました。
素敵です。
歴代の大王が並びます。
チェディ
独特の外観のチェディ。
中には入れないのですが、インパクトが強いです。
細かい部分の装飾も素敵です。
目の前には計画的に木々が植えられていました。
敷地内を散歩
建物がどこも素敵です。
鐘もとても綺麗です!
ワット・トゥームの場所
中心地からは5kmほど離れた場所にありました。
施設情報
名称 | ワット・トゥーム Wat Tum วัดตูม |
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住所 | Tambon Wat Tum, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
中心地から離れているのでそこまで参拝客は多くないですが、とても素敵な寺院でした!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!