サムパンタウォン区にあるワット・パトゥムコンカー(วัดปทุมคงคา)は、ラーチャウォラウィハーン(ราชวรวิหาร)の格付けを持つ第二級王室寺院です。
アユタヤ王朝から存在する歴史ある寺院で、以前はこの地域の名前でもあるワット・サムペン(วัดสำเพ็ง)と呼ばれていたそうです。
ラーマ1世の治世に寺院全体が改修され、現在のワット・パトゥムコンカー(วัดปทุมคงคา)へと改名されたそうです。
また、この寺院はかつて王族が処刑された場でもあったそうです。この処刑に使われたとされる石が寺院の端に祀られており、現在も参拝する事が可能です。
今回は、ワット・パトゥムコンカー(วัดปทุมคงคา)をご紹介します!
入り口の様子

ヤワラートからそんなに離れていないのですが、周辺はとてものんびりした街並みです。

ワット・パトゥムコンカーを参拝

残念ながらウィハーンは解放されておらず。
ウボーソット


ウボーソットを囲むバイセーマーはこの仏塔の中に納められていました。







ウィハーン

ウボーソットと造りは同じですが、装飾が違いました。



ケースでしっかり守られていますね。
処刑につかわれた石



約170年前となるラーマ3世の治世、反逆罪で捕らえられたモーンクライソーン王子(หม่อมไกรสร)はこの寺院で処刑されたと言われています。
王族の処刑方法は特殊で、血が床に落ちないように布などで覆い、白檀の棍棒で叩くといった方法だったそうです。アユタヤ王朝から続くこの処刑方法は、ラーマ4世の治世以降は行われていないそうです。
ワット・パトゥムコンカーの場所・行き方
MRT Wat Mangkon駅、MRT Hua Lamphong駅から徒歩約10分の場所にありました。
施設情報
| 名称 | ワット・パトゥムコンカーラーチャウォラウィハーン Wat Pathum Khongkha วัดปทุมคงคาราชวรวิหาร |
|---|---|
| 住所 | 1620 Song Wat Rd, Samphanthawong, Bangkok |
| 地図 | Google Maps |
| 参拝料 | 無料 |

駐車場はほとんど満車だったのに、参拝客はおらず。のんびりしていてとても素敵な寺院でした。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!

















