ついに憧れのFull Moon Partyに参戦!世界的なパーティーに一人で行ってみました。
Full Moon Partyは、タイの離島パンガン島で満月の夜に開催されているビーチパーティー。最近聞かないけど、以前はイビザの泡パーティーと並び、世界三大パーティーとも呼ばれていましたね!世界各地のパーティー好きが一同に集まり、参加人数は毎回2万人〜4万人と言われています。
とにかく大人数で飲んで踊って盛り上がっているので、パーティー好きな方はもちろん、普段あまりパーティーシーンに顔を出さない方でも楽しめるのではないかと思います。
一生に一度くらいは海外のパーティーシーンを体感してみても良いんじゃないでしょうか!
ということで、本記事ではFull Moon Partyへの行き方や実際に参加した様子をレビューします。
目次
Full Moon Partyの開催時期

祝日に当たるとずれる事もあるようです。
詳しい時期はFull Moon PartyのHP、もしくはタイ国政府観光庁のHPで確認できます。
サムイ島からパンガン島へのアクセス方法
Full Moon Partyへは、サムイ島からパンガン島へのフェリーを使う方法が一般的です。本島スラタニにあるドンサック港からも行けたり、スピードボートを貸し切って行ったり、多くの旅行会社がツアーを組んでいるため様々な行き方があります。
今回は、ツアーを組まずに自力でサムイ島からFull Moon Partyへ行く方法をご紹介します。
サムイ島への行き方
そもそもサムイ島にどうやって行こうか迷っている方は、以下の記事を参考にしてみてください。
BANGRAK TOURISM PORTを使う
サムイ島では、フェリー会社によって発着する港が異なります。有名な会社だと、LOMPRAYAH、RAJA FERRY PORT、SEATRAN DISCOVERYがあり、サムイ島の港からはこのいずれかの会社のフェリーが出ていることが多いです。
今回利用するのはSEATRAN社のパンガン行きのフェリーなので、Bangrak Pierが発着場になります。
因みに、同じ港でも会社によって乗り場が違うことがあるので、タクシーを利用する際は利用するフェリー会社も伝えるとより正確な場所に到着できます!
バーンラック港はサムイ空港やビッグブッダの近くにあります。空港から歩いて行くと30分程度。タクシーを利用すると200〜300バーツ程度です。
参考までに、Chawengからバイクタクシーを利用した時は200バーツかかりました。サムイ島のタクシーは基本値段を交渉してから乗車するのですが、とにかく高いです。バンコクのタクシーと比べるとかなり割高です。
フェリーチケットを購入する


パンガン島行きの便は、8:30・13:00・16:30の1日3便。
所要時間30分で料金は300バーツです。
窓口でのチェックインの時間が出発の30分前の時間に設定されているので、それまでにチケットを購入した方が良いかもしれません。
また、ハイシーズンは人が多いようなので、当日にチケットを買えない可能性はゼロではないです。窓口で事前に購入しておいたり、HPでチケットを購入することもできます。HPでは、150バーツを追加で支払う事で、サムイ島内の宿泊先へのピックアップも指定できます。(サムイ空港へのピックアップは不可)
SEATRAN DISCOVERYのHP

出発時間まで待つ
チェックインを済ませた後は、船の到着を待ちます。
大体出発10分前くらいからぞろぞろと船に乗り出します。

音楽を聴いて気分を高めるのもアリですねー!



バーンラック港の並びには、カフェや食堂がそこそこあります。

人混みの中待つより快適です!
近くにマッサージ店もあったので、時間がある方は良いかもしれませんね。
パンガン島へ出発
時間になると、ぞろぞろと動き出します。
適当にこの流れに乗りましょう。


出発すると、揺れもなく静かであっという間に30分経ちます。
たまに、テンションの高い集団に遭遇することもありますが、これも旅の醍醐味ですね!

パンガン島到着から会場のハード・リンへ移動
パンガン島に到着です。

ここから目的地のハード・リンへ向かいます。
ソンテウを探して目的地へ

会場周辺をバックパックを抱えてバイタクに乗ったことがあったのですが、本当にいつ振り落とされてもおかしくない状況でした。笑



Thong Sala pierでのチケット売り場(帰り方)
港から街の方に歩いて行くとチケット売り場があります。
先に、帰りのチケットの購入方法を説明しておきます。

フルムーンパーティー翌日、タオ島行きは売り切れていました。


サムイ島での宿泊先が決まっている場合、トランスファーサービースの利用がオススメ。追加で150バーツ支払う事でサムイ島到着後にミニバンでホテルまで送ってくれます。タクシーだと倍の値段はします。

チケット購入後、船到着のアナウンスなどないので、出発時間までには必ず港の船乗り場にいるようにしましょう。10分前くらいに船が到着して、定刻になると出発します。

会場のハード・リンに到着してからすること
いよいよ目的地のハード・リンに到着です。
フルムーンパーティー当日でも、夕方暗くなるまで街に人はあまりいません。

暗くなるまでホテルで休んだり、マッサージに行ったり、体力を温存しましょう。
念のため、フルムーンパーティー名物を紹介しておきます!
徹底的にパーティーを楽しむため、万全の状態で挑んでください!
派手な洋服を買う

ハード・リンを歩いていると、このチカチカした洋服が必ずといっていいほど視界に入ってきます。男性も女性も買っている人が多いです!

持参した水着が気に入らなかったら、新たに購入するのもアリですねー!
ボディーペイントをする

こちらもいたる所で目にします。お店の人にやってもらう方法と、塗料と筆を買って自分で好きにペイントする方法があります。

この塗料で宿泊先のシーツ等を汚すと罰金を取られることがあります。気をつけてください。笑
バケツカクテルを飲む

こちらは準備というより、本番向けですね。
我慢できないのか、パーティーが始まる前から飲んでいる姿も見かけます。笑
我慢することをオススメします。笑
実際はどうなのか
パーティー会場に行って思うのが、半数以上は普通の服装でボディーペイントもしていません。
ただ、派手な服装でボディーペイントをしている人はもれなく楽しそうにしています!
せっかくのパーティーなので、気分を盛り上げてパーティーに参戦したい方はぜひ挑戦してください!
Full Moon Partyを楽しもう
あとはFull Moon Partyの楽しむだけ!!
開催場所と入場料
Full Moon PartyはHaad Rinのビーチで開催されます。海沿いに間隔をあけてお店が並び、それぞれのお店の前がステージになっています。なので、このビーチ全てが会場なんです!

とりあえず人通りの多い場所を歩いて、海の方に進んで行けば会場に行けます。

気付かずにスルーしたら、すごい勢いで止められたことがありました。料金所を通らずに行くことも出来そうですが、記念にもなりますのでぜひゲットしてください!
会場の様子

HPによると、Backyard Club・Cactus Bar・Drop In Bar・Outback Bar・Paradise Bungalows・Reggae House・Same Same・Sunrise Beach Club・The Rock・Tommy Club・Zoom Barなどの店舗が登録されているようです。
それぞれのステージで、Electro House・Dubstep・Tech House・R&B・Psy Tranceなどに分かれています。色々なジャンルがあるので、好みの場所を見つけて楽しんでください!







トイレと休憩

むしろ僕が見る限り、そこまで海でしている人を見かけませんでした。10バーツ前後必要なので小銭の準備を忘れずに。また、紙がない場所も多いので持参が必要です。

盛り上がる時間帯
その時々によって差はあると思いますが、22:00〜3:00頃が盛り上がっていました。
体感的には21:00頃から徐々に人が増え始め、日付をまたぐ頃には歩いて移動するのが大変になっていました。
Psy Tranceのエリアは24時頃まで空いていたのですが、1時頃から動けなくなりました。
人の集まるDROP IN BARやTOMMY RESORTは、日付をまたぐ頃には進むのも困難なほどの人の多さで盛り上がっていましたよー!
Full Moon Partyで気をつけること

以下はほんの一例ですが、それなりに危険があるということは頭の片隅に置いておいてください!
盗難
パーティー会場は多くの人で溢れています。盗難にあう可能性が非常に高いので、持ち物は必要最低限にしましょう!
バケツカクテル約400バーツ、屋台のフード約200バーツなので、現金は3000バーツ程度あればまず大丈夫です。
僕は携帯・現金2000バーツ・タバコ・ウエットティッシュをポーチに入れて肌身離さず持っていました。
喧嘩
開放的な空間でお酒が入るので当たり前なのですが、喧嘩が多いです。
一気にしらけるので、揉め事には巻き込まれないように注意してください。
酔っ払って突進してくる人が本当に多いです。
強引なナンパ
女性の方は強引なナンパに気をつけてください。
日本とは比にならない積極的な攻防が繰り広げられていました。一夜の関係を求め、女性だけだとわかった途端にもれなく次々に声がかかります。
男性が一人でいても、残念ながらナンパはされませんでした。笑
ひと昔に比べると、強姦事件も減ったような噂を聞きますが、気をつけるに越したことはないです。
急性アルコール中毒
バケツでカクテルを飲んでいる時点で難しい事なのですが、お酒は程々に。
街中に救急車が待機していて、実際に急性アルコール中毒であろう若者を搬送している場面を何度も目撃しました。
ここまでいかなくても、飲み過ぎは判断力を鈍らせるので気をつけてくださいね。
違法薬物
薬のお誘いには注意しましょう。
日本と比べ、堂々と使用している姿を目にすることがあります。普通に違法です。
開放的な空間で心揺らぐかもしれませんが、せっかくの楽しい旅行で逮捕されたくないですよねー。

宿泊場所はどこにするべきか
フルムーンパーティーに行く際、迷うのが宿泊場所選びですね。
いくつかパターンをご紹介するので、参考にしてください。
パンガン島のハード・リンに泊まる

ただ、フルムーンパーティー開催時のハード・リンに宿泊する場合、最低宿泊日数を2泊以上に設定していることがあります。また、通常の料金から2〜3倍の値段、ひどいと10倍くらいになっているので料金が高めです。
それなのに殆どのホテル、ゲストハウスが満室になっています。この周辺に泊まるのであれば、早めに予約を取ることをオススメします!
パンガン島の他の場所に泊まる

会場周辺でソンテウやバイタクが沢山いるのでアクセスしやすいです。疲れている状態で、ソンテウで移動する、バイタクの交渉をする、などが苦痛でなければ良いと思います。
タクシー代は高いですが、島内の移動で足に困ることはなさそうな印象でした。
サムイ島に泊まる

疲れている状態で並ぶ、かつボートに揺られて帰るのが大丈であれば問題ないと思います。
サムイ島は観光資源も豊富なので、サムイ島で少しでも長く過ごしたい場合は選択肢としてありです。
まとめ
あらためて、やっぱりフルムーンパーティー最高です!
パンガン島の居心地の良さに触れて、世界各地から人が集まる理由が少しわかったような気がします!
こうやって慣れない場所で、色々考えながら計画するのって楽しいですねー。
因みにパーティーアイランドのパンガン島には他にもパーティーが沢山!!
皆様がピースでナイスなパーティーに出会えますように!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!



















