タイのビザ取得のために訪れた、ラオスの首都ビエンチャン。
ラオスは国土の7割が高原や山岳地帯という自然豊かな国。首都ビエンチャンも例外ではなく、とても自然がいっぱい。
フランスの植民地時代の影響から街には当時の面影が残っていたり、仏教国らしい素敵な寺院も沢山あります。
ビザ取得のためとはいえ、僕にとってはタイ以外で初めて足を踏み入れた外国。せっかくだから観光してみようと思い、ビエンチャンの街を色々回って見ました。
今回は、自転車をレンタルしてビエンチャンの観光スポットを回ってみたので、以下でご紹介します。
目次
まずは自転車をレンタル
今回の愛車。エンジンはないけどギアは付いてます。1日15,000kipでした。
レンタル時にパスポートを預けるのですが、ビザ申請などで預けることができない場合、デポジットとして3,000バーツ必要になります。
何もなければ、返却時にちゃんと戻って来たので安心してください。
途中で気づいたのですが、サドルが硬くてとにかくお尻が痛い。レンタルする時にはそのあたり踏まえて厳選した方が良さそうです。
僕がビエンチャンで自転車をレンタルしたお店はこちら。タラートサオのショッピングモールの向かい。バスターミナルからもすぐですよ。
タラートサオ ショッピングモール
観光地ではないですが、色々便利だったのでご紹介。
SIMカードが買えたり両替所なども入っているので、結構便利な場所。というか、ここ以外ではこういう場所はなかったので、めっちゃ重宝します。
すぐ裏には少し古い別館みたいな建物があります。
この建物同士を繋いでいる通路にもお店が沢山並んでいて、とにかく広いです。
広くて迷路みたいになっているので、迷子になってしばらく彷徨ってしまいました。
Google Mapsが必要なレベルで道がわかりにくいと思います。笑
Lao Telecomという通信会社のSIMカードは、この古い方の建物で買えます。
注意しないといけないのが、17時になると殆どの店舗が閉まります。例外なくこのSIMカード売り場や両替所もしまっていました。
17時を少し過ぎるとこんな感じ。
両替所は街中にもありますが、SIMカードを購入したい方は注意してくださいね。
Patuxay
内戦の終結を記念して建造された凱旋門。1962年から建造が開始されたそうですが、資金難から未だに未完成なんだとか。
現状がとても素敵なので、どこが未完成なのかはわかりません。
訪れた場所の中では一番人が多かったので、パトゥーサイはビエンチャンで人気スポットなんですね。
近くで見るととても迫力がありました。内装も綺麗です。
後から知ったのですが、門の上に登ってビエンチャンの街並みを見ることができるそうです。
門の近くにいた時に、みんな登っている雰囲気がなかったので全然気がつきませんでしたー。
敷地内には素敵なオブジェがあったり、お隣にパトゥーサイ公園もあるので色々散策してみるのも楽しかったです。
That Dam
ビエンチャンの歴史的建造物の一つ。
近くで見ると、この所々草が生えている所とかめっちゃ素敵です。
看板も出ていて、こんな街中にあるんだ!って感じの所にありました。
タラートサオバスターミナルからもすぐです。
こんな素敵な場所なのに、周りが駐車場化しているのが本当に勿体無い。
絶対もっと止める場所あるでしょー!笑
僕もさりげなく一瞬自転車を停めさせてもらいました。
ビエンチャンの寺院10選
今回僕が回った寺院は10箇所。一部神社も混じっていますが、ビエンチャンで有名な寺院から、あまり聞かないローカルな寺院までをご紹介します!
Phra That Luang
ラオスのシンボルともいえる仏塔。国章にもこのタート・ルアンが描かれています。
入場料は10,000kipでした。kipの金銭感覚に慣れていないので、結構高いような気がしちゃいます。
この仏塔の周りを歩けるのですが、この外周がまた素敵でした。
めっちゃ良い感じです!
有名な観光地ですが、観光客は殆どいないのでゆっくり周れます。
こういうお寺の壁に飾ってある絵が大好きです。
少し歩くと涅槃像があります。
床がとても暑いです。
敷地内には寺院もあるので、色々みていると結構時間が経っていました。
美しい作りが多く、ラオスのお寺も素敵だなーと思えた場所でした。
Wat Si Muang
大型のバスが停車していると思ったら、中国からの観光客が沢山。タイ人の参拝客も多かったので人気の寺院なんでしょうね。
門構えが素敵。敷地内から音楽が流れていて雰囲気も良いです。
ワット・シームアンは完全に観光向けの寺院ですね。
広々とした本堂の中はめっちゃキレイです。
外にはこんな素敵な場所も。
可愛らしい仏像が多いです。顔が少々独特です。
どことなくポップ?な作りの建物も多くありました。
参拝客が沢山いるので、回っていて楽しい寺院でした。
観光向きな場所を探しているのであれば、この寺院はオススメです。
Wat Sisaket
沢山の仏像があり、その数は数千体になるそうです。
ワット・シーサケットは観光客も多く、見どころの多い寺院でした。
素敵な門をくぐると受付があります。
入場料は10,000kipでした。
本堂は年季が入っていて、とても味わい深いです。
確か中での撮影はできなかったので外から。
本堂を囲むようにして、たくさんの仏像があります。
よく見ると小さな仏像が沢山あります。ちょっと数えたくなる衝動が。笑
これだけあれば数千体という数にも納得ですね。
敷地内を歩いていて楽しかったです。
日本でいう学童みたいな感じで子供たちが遊んでいました。子供たちの賑やかさと、そこそこ観光客がいる賑やかさとで、観光地として素敵な寺院でした。
Wat Hor Phrakeo
ワット・ホーパケオは緑に囲まれた本堂がとても素敵な寺院です。
入場料がかかるそうですが、受付に人がおらず。
普段は10,000kipかかるそうです。
本堂は思わず見とれてしまうほどキレイでした。
中は撮影禁止なのが残念。沢山の仏像があり、とても神聖な雰囲気で素敵でした。
敷地内はそこまで広くないのですぐに見終えてしまいます。
この寺院のように本堂が撮影禁止の場所って大体素敵なんですよねー。ワット・シーサケットが近いので、一緒に回れるのも良いですね。
Phat Tich Temple
ここからは少しローカルな寺院になります。
こちらはパトゥーサイから近くにあるベトナムの寺院のようです。
個人的には、ビエンチャンでこの寺院が一番お気に入り。
目立ちますが、少し変わった門構え。ローカル感が強くて、若干入りづらいです。
敷地内に入って見ると、とにかく素敵な光景の連続。仏像がどれも綺麗で見ていて楽しいです。
寺院の方が、ここから上がれるよーと何度も勧めてくれました。
そんなに言うならと、この階段から上がってみます。因みに今現在の場所は2階。
3階。
4階。ここから少し狭くなっていきます。
5階。もう少しお付き合いを。
6階。
7階。頂上に到着です。人1人通れる程度で結構狭いです。
特段何もないのですが、この何もない感じが逆に良いです。見晴らしがよく素敵でした。
階段がとても急なので、降りるときは本当に注意してください。
ローカル感が強いですが、とても素敵なので足を運んでみる価値ありです!
Wat That Phoun
Phat Tich Templeの道路を挟んだ向かいにある寺院です。
敷地内に観光客はおらず、とってものんびりとした雰囲気。
素敵な門構えですねー。
入り口が何箇所かあって、敷地内の道路を抜け道として利用しているバイクが多かったです。
建造物全てが素敵なんですが、閉まっていて入れない場所が多かったので、ぶらぶらとお散歩したい方向けですね。
何故だかラオスの寺院ではこの登れる塔をよく見かけます。
Phat Tich Templeとセットで観光する事をお勧めします!
City Pillar Shrine
こちらは神社になります。
ワットシームアンからすぐの場所にあります。
自電車でぶらぶらしていたら発見しました。
道路に面しているので、とてもわかりやすいです。
本堂の中がとても素敵でした。
神社だからなのか、独特の雰囲気です。
ワットシームアンに来たら、近いので一緒に参拝してみてください。
Wat Ong Teu
メコン川周辺のホテルが沢山あるエリアにあります。
ローカル感が強いですが、敷地内の建造物はキレイでした。
この門かなり素敵です!
本堂の中は赤がよく映えてとてもキレイです。
工事中。足場というか棒だけ。絶対怖いですね。笑
Wat Mixai
こちらもメコン川周辺のホテルが沢山あるエリアにあります。
こじんまりとしたローカル感の強い寺院です。この周辺に滞在していて、近かったら行っても良いかもしれません。
敷地内に学校のような場所があり、子供たちが賑やかで楽しそうでした。
Wat That Khao
ローカル感強めの寺院です。
訪れたのが朝9時くらい。人の気配は全くありませんでした。
この写真を撮って振り向いた瞬間、犬と目があい、その瞬間吠えながら走って来るじゃないですか。
走って来たので、反射的に走って逃げてしまい、通行人に隠れてやり過ごしました。笑
「走っちゃダメだよー」と笑いながら言われましたが、そのまま立ってたら大丈夫だったんでしょうか。流石にもう一度敷地内に入る勇気はなく、断念。笑
絶対素敵な寺院だっただけに残念。
次はお昼ごろに行ってみようと思います!
Chao Anouvong Park
端から端まで行こうとするとかなり広い公園。
因みにナイトマーケットはこの敷地内で行なっています。
朝にウォーキングや自電車でぶらぶらしていると気持ちいです。
朝は所々でスプリンクラーで水をまいてました。
ラオスの公園でのんびりお散歩したい方はぜひ。
Vientiane Night Market
チャオアヌウォン公園の中で開催しているナイトマーケット。
規模が大きいので、全てを見て回ったら結構時間がかかりました。
洋服・靴・携帯ケース・雑貨屋さんが多いです。
両端に食べ物屋さんがありました。
地元の方が多いのでしょうか。活気があって素敵でした。全部は見なくとも、軽くお散歩していると楽しいと思います。
因みに、道路を挟んだ向かいには食べ物屋さんの屋台がずらーっと並んでいます。
ここの難点が、道路側に行かないと買えないこと。笑
歩道からでも買えるんでしょうが、何を売ってるのかよくわかりません。
美味しそうだったので、パッタイを買って見ました。めっちゃ甘くてびっくり。
Nam Phou Fountain
噴水のある広場です。
夜はライトアップされ、周りの飲食店で夕食を楽しんでいる方々が多く見られました。
ここで食事をしない場合、ただ噴水が少し綺麗っていうだけなので、わざわざ足を運ばなくても良さそうです。笑
日本食もありました!色々なお店があったので、楽しく食事はできそうですねー!
Hat Don Chan
タイとの国境、メコン川を眺めることができます。
サンセットの時間帯に行くと、とても素敵な景色に出会うことができました。
所々で子供向けの遊び場がありました。
お店が沢山並んでいるんですが、空いていたり閉まっていたり。ナイトマーケットに比べるとあまり人がいませんでした。
警備員が立っている時もあり、国境なんだなーと実感できます。
ラオスも素敵ですが、よはりタイが恋しくなります。
この日はラオ・フード・フェスティバルという催しが開催されていました。
運が良ければこういうイベントに出会えるかもですね。
まとめ
今回の旅程は2泊3日。
観光に使える時間は限られていましたが、とても楽しかったです。
もっと行きたい場所があったのですが、ビザの取得がメインだったので仕方ないですねー。
トゥクトゥクなどをチャーターした方が効率よく回れるでしょうが、あまりお金を使いたくない場合、今回のような自電車での観光もオススメです。
因みに、僕は2泊3日で使用したのは1,000バーツでした。
またビエンチャンに行く機会があれば、他の場所も回ってみようと思います!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございましたー。