チョムトーン区にあるワット・ナーンノーン(วัดนางนอง)は、ウォラウィハーン(วรวิหาร)の格付けを持つ第三級王室寺院です。
アユタヤ王朝には存在していたとされる寺院ですが、ラーマ3世の治世に大規模な改修工事を行なったそうです。数年かけて行なった工事で、寺院は中国の文化も取り入れた美しい外観へと変貌を遂げたそうです。
ウボーソットの仏像がとても美しく、参拝者がとても多い寺院でした。
今回は、ワット・ナーンノーン(วัดนางนอง)をご紹介します!
入り口の様子
Wutthakat通りに面した入り口。
つくられてからそんなに経っていないようです。
道路沿いに少し進むともう一つ門がありました。どこか中国風です。
ワット・ナーンノーンを参拝
敷地内中央にあるチェディを囲むようにしてウボーソットとウィハーンがありました。
ウボーソット
ウボーソットの外観。
横からの様子。衣類が干されていると思ったら、足場のような何かをカバーしているようでした。
正面の入り口には仏像などが置いてありました。
ウボーソット中の様子。
座る場所がないほど参拝者が沢山いました。たまたま人が引いたのですが、この後すぐにまた多くの参拝者が訪れていました。とても人気があるようです。
中央の仏像はかなり綺麗です。
劣化箇所が目立ちますが、壁画や窓付近の装飾もかなり綺麗です。
要所に見られる中国風の絵画。三国志などが描かれているようです。
ウィハーン
中央のチェディを挟んで、同じ外観のウィハーンが2軒向かい合っています。
どちらも解放されていないのですが、1軒は改修がほとんど終了していたのでそのうち解放されるかもです!
まずは改修されていない方のウィハーン。
劣化具合から、古くにつくられたという事が一目でわかります。
隣には大きな木が。
この黒ずんでいる外観がとても素敵です。
屋根付近には2頭の龍が並んでいます。
こちらは向かいにある改修済みの方のウィハーン。門をくぐることはできました。
去年の写真を見ると、まだ仏塔や外壁は黒ずんでいました。
改修前のウィハーンと比べるとかなり綺麗になっています。
建物だけではなく、周りの仏塔も綺麗になっていました。
窓付近には養生がされていました。
敷地内を散歩
ウボーソット前にあった建物。
こちらも参拝者が多くいました。
寺院の奥へ進むとバーンクンティアン運河が望めます。
運河を挟んでワット・ナーンが見えます。
敷地内にはニワトリと犬が多く、とっても穏やかでした。
ワット・ナーンノーンの場所・行き方
BTS Wutthakat駅より徒歩15分程度。バイタクだと5分程度で到着します。
施設情報
名称 | ワット・ナーンノーン ウォラウィハーン Wat Nangnong Worawihan วัดนางนองวรวิหาร |
---|---|
住所 | 76 Thanon Wutthakat, Bang Kho, Chom Thong, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
犬とニワトリがウロウロしていて、とてものんびりとした雰囲気の寺院でした。
色々な写真を見ていると、年々綺麗になっていっているようなので、改修工事の終了がとても楽しみです!ただ、少し黒ずんだ状態も綺麗なので、勿体ないような気もしてしまいますね。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!