ドゥシット区のチャオプラヤー川沿いにある、ワット・ラーチャーティワートウィハーン(วัดราชาธิวาสวิหาร)はアユタヤ王朝から存在する第二級王室寺院です。
かつてはワット・サモライと呼ばれており、ラーマ4世が王位即位前に出家した寺院でもあるそうです。
ラーマ4世の治世になると、王が住む寺院という意味を持つ現在のワット・ラーチャーティワートウィハーンへと改名されました。ウボーソットやチェディなど、大規模な改修を行ったそうです。その後ラーマ5世により、クメール様式を取り入れ本堂やチェディを再建。中でもウボーソット内の壁画は、イタリア人アーティストのフレスコ画で美しく描かれており必見です!
※ウボーソットは11:00〜13:00の間入ることができなかったので気をつけてください。
今回は、ワット・ラーチャーティワートウィハーン(วัดราชาธิวาสวิหาร)をご紹介します!
入り口の様子と案内図
素敵すぎる門です。周りがゴチャッとしていますが、とても美しい外観です。
この日は天気が良かったので、門をくぐってから到着までとても長く感じました。
色々ありますが、中央のウボーソットとチェディ、ウィハーンが見所です。中には入れないですが、向かいのパビリオンも素敵です。
ウボーソット
こちらがウボーソット。よく見るタイの寺院とは外観が異なりますね。
一部改修中でしたが、とても綺麗な外観です。
ウボーソットの中。綺麗すぎて驚きます。
Vessantara Jatakaの13の章を描いているそうです。ですが、それが何かはわかりません。
あまりの美しさに、扇風機とか完全に浮いてしまってますね。
中央の金色に輝く5つの彫刻は、ラーマ1世からラーマ5世をそれぞれ表しています。
この奥にも進むことができます!
アユタヤ王朝の仏像だそうです。こちらもかなり美しいです。
素敵な扉。もっとじっくり見たかったのですが、11時ごろから休憩時間みたいで本堂の戸締りを始めていました。
チェディとウィハーン
ラーマ3世によって建てられたチェディですが、ラーマ5世がクメール様式をベースに再建させたそうです。
こちらも珍しい作りになっていてかなり綺麗です。
すぐ後ろにはウィハーンがあります。
残念ながら閉まっていました。休憩中だからでしょうか。外観が美しいですね!
パビリオン
こちらはラーマ5世によって建設された、DHAMMA HALL BUILDING(ศาลาการเปรียญ)。
タイで最も大きい木製のホールで、収容人数はなんと1,000人だそうです。
中に入れないのは残念ですが、外観だけでも迫力があって素敵でした。
敷地内を散歩
向かいにあった素敵な場所。
特徴的な仏像。
こちらも特徴的ですね。
住居スペースでしょうか。造りが素敵すぎます。
病院のようです。
鳩の餌でしょうか。僕の一食と同じ値段です。笑
恐ろしいほど集まってきます。笑
ワット・ラーチャーティワートウィハーンの場所
とっても素敵な寺院ですが、行きにくいのが難点。
電車だと、BTS Victory Monument駅とMRT Sirindhorn駅の中間辺りに位置します。
Victory Monumentからバスの場合、ワット・ベンチャマボピット周辺で乗り換えが必要になります。
チャオプラヤー エクスプレスのThewet船着場から徒歩15分ほどですが、わざわざ乗るのもって感じです。やはりタクシーが無難ですかね。
すぐ近くに船着場があるのですが、どこから出ているかなどは不明でした。
施設情報
名称 | ワット・ラーチャーティワートウィハーン wat rachathiwatwihan วัดราชาธิวาสวิหาร |
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住所 | 3 Thanon Samsen, Wachira Phayaban, Dusit District, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
半端じゃなく鳩がいました。笑
アクセスが大変だからか観光客はそこまで多くないですが、英語表記で建造物の説明などされていました。近くの寺院に行く予定がある方は一緒に回って見てはいかがでしょうか!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!