プラナコン区にあるワット・テープティダーラーム(วัดเทพธิดาราม)は、ウォラウィハーン(วรวิหาร)の格付けを持つ第三級王室寺院です。
ラーマ3世の治世に建てられたこの寺院には、White Buddhaと呼ばれる白い仏像、52体の比丘尼像、スントン・プーミュージアムと、見所が3つもあります!!観光客の多い派手な寺院ではないですが、この見どころがどれも特徴的で素敵でした。
今回は、ワット・テープティダーラーム(วัดเทพธิดาราม)をご紹介します!
目次
入り口の様子
少し変わった重厚感のある門です。
入口には、寺院のウェブサイトにつながるQRコードや、見どころを説明する看板が設置されています。わかりやすくて良いですね!
ワット・テープティダーラームを参拝する
Phraphuttathewawirat(白い仏像)
まずはこちらのウボーソットから。
ワット・テープティダーラームは、中国文化の影響を強く受けているようで、要所に中国っぽい装飾が見られました。本堂前の仏像は思いっきり中国ですね。
こちらがPhraphuttathewawirat(พระพุทธเทววิลาส)と呼ばれる白い仏像。通常では味わえない神秘的な雰囲気につつまれています。
本堂の中はそれなりに年季が入っていますが、そこがとても神聖な雰囲気を出しています。
この様な味のある装飾が要所にみられます。
こちらは支柱の模様なのですが、このクタクタした感じが素敵すぎます。
入り口の仏像も白かったです。
52 Bhikkhunis Statues(52体の仏像)
続いてはこちらのウィハーン。
こちらでは僧侶がマイクを持って何かの演説?をしていました。その横でYOUTUBEの撮影している女性がいて、なんだか面白い空間になっていました。笑
52 Bhikkhnis Statues(รูปป้นภิกษุณี 52 องค์)と呼ばれる仏像が中央にあります。
これらの仏像は女性の僧侶だそうです。日本では女性の僧侶のことを比丘尼と呼ぶことがありますが、Bhikkhnisとはこのことでしょうか。
何で前から撮らなかったんだろう。涙
それぞれの表情や仕草が異なっていて、とても綺麗でした。
スントーン・プー ミュージアム
タイの詩聖と呼ばれる大詩人の博物館です。
1839年から約3年間この寺院で出家をしていたというスントーン・プー。彼の古典文学はタイの教科書にも載っていることから、タイ人に聞くとまず知っています。
それだけ知名度のある偉人ですが、少し調べたら酒癖があまりよろしくなかったんだとか。笑
入り口で係員の方に場所を聞いたら、そのまま中を案内してくれました。周りをみた感じ、ここは自由に見学するんではなく、係員が説明しながら案内するタイプの博物館です。
まずは、3分程度の映像を見ます。タイ語で英語の字幕付き。もちろん内容はわからないけど、とっても涼しいのが嬉しい。
作品の一部が見れます。軽く見たら移動しなきゃでそんなに時間もないので、やっぱり内容はわかりません。
その後、使っていた木製のベッドや装飾品を見学して終了しました。
よっぽどスントーン・プーさんに興味がない限り、ここはパスしても良い気がしました。
ワット・テープティダーラームの場所
MRT Sam Yot駅から徒歩15分程度の場所にあります。
道路を渡った目の前には、パッタイで有名なティップサマイや予約客の絶えないJAY FAYがあります!
この裏道を使うとローハ・プラサートからもすぐでした。
施設情報
名称 | ワット・テープティダーラーム ウォラウィハーン Wat Thaepthidaaraam วัดเทพธิดารามวรวิหาร |
---|---|
住所 | Soi Samran Rat, Samran Rat, Phra Nakhon, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
観光向けの派手さはないのですが、こんな感じで観光客も楽しめる寺院になっています。
案内板充実していたり、寺院の方々も親切だったので大好きな寺院の一つになりました。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!