タイ土産の定番のヤードム。
日本では嗅ぎ薬や鼻スースーなどとも呼ばれますが、タイ語では嗅ぐ薬を意味するヤードム(ยาดม)といいます。
現在色々なヤードムが発売されていて、どれを買えば良いか悩ましいですね。
お土産にあげたりもしますが、僕自身、眠い時や鼻がつまった時などによく使うので常に持ち歩いています。
今回は、普段使うヤードムを15選をご紹介します!
買い物の参考になれば幸いです!
よく使うヤードム15選
本当は5選とかにしたかったですが、選びきれませんでした。
これらを気分によって使い分けてます。
ポイシアン(โป๊ยเซียน)
ヤードムと言ったらこれ。
タイで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
この爽快感は病みつきになります。
ポイシアンの歴史は古くて、今年で創業88年目を迎えます。1936年に現在のチャイナタウンホテルの裏でタイに渡ってきた潮州人によって開かれた薬屋から始まっているそうです。
スティックタイプの中では一番スースーする気がします。
ホンタイ(หงส์ไทย)
老若男女問わずタイで人気のヤードムホンタイ(หงส์ไทย)。
友人や町で見かける人など、これを使っているタイ人を本当によく見かけます。
白以外はサムンプライと呼ばれるタイのハーブを使用しています。
僕が一番好きなヤードムで、おすすめは左の緑の2つ。
めっちゃ良い香りで癒されます。
ヤードムソムムー(ยาดมส้มมือ)
この輝く入れ物がカッコ良すぎます。
一目惚れして即買いしたヤードムソムムー(ยาดมส้มมือ)。
ソムムー(日本語だとブッシュカン)という果物を使用しているのが特徴。
ブッシュカンは仏手柑と書き、仏陀の手が由来だそうです。本当に手のような果物です。
このヤードムソムムーのレシピは、ラーマ5世の配偶者であるジャオジョムモームラーチャウォンサダップ(เจ้าจอมหม่อมราชวงศ์สดับ)王妃が考案したレシピだそうです。
爽快感は少ないですがとても良い香りでリラックスします。
パステル(Pastel)
スタイリッシュで可愛らしい見た目が特徴のパステル。よく見ると顔みたいになってます。
色も豊富で色々な種類のヤードムが発売されています。
香りは爽快感が強すぎず、甘めの香りです。
テラパフェ(Terra Pafe)
個人的にかなり使用頻度が高いヤードム、TERRA PAFE COMFREY BALM。
ハーブが練り込まれた固形タイプで、めっちゃ良い香りです。
嗅いでもよし、体に塗ってもよしの万能タイプ。
コンビニでは売っていないので、ShopeeやLazadaで注文しています。
バンコクならサイアムスクエアなどに入っているMULTYという店舗で販売しているらしいです。
チューエーム(เญอเอม)
スティックの方はハーブが入っていて、瓶の方は体に塗ったりできる固形タイプです。
チューエームは化学物質を含まない本物の天然タイハーブから作られているそうで、めっちゃ良い香りがします。
この固形タイプはマッサージ屋さんと同じ匂いでマジで癒されます。いつも寝る前に塗ってます。
全ての商品は食品医薬品局(FDA)に登録されているそうです。
クンプレマー(คูณเปลมา)
クローブやアロマジンジャーなど、100%タイのハーブから作られているクンプレマー。
このハーブの香り、めっちゃ好きな香りです。
爽快感が強く、リラックス効果に加えて鼻詰まりも和らげます。
口から吸うと喉の炎症にも効果があるらしいです。蓋を開けて部屋に置いておくと、芳香剤としても機能します。
よく友人から父親やおじいちゃんが使っているよ。と言われるので、若い子はあまり使わないかもしれません。笑
ボーデーン(โบว์แดง)
サムンプライと呼ばれるタイのハーブが使われています。
爽快感は少ないですが、ハーブの香りでリラックスできます。
某韓国人俳優が使っていたことで人気が出たんだとか。
緑の方を時々使いますが、赤はちょっと苦手かも。
独特な香りなので好き嫌いが分かれる香りだと思います。
ハヌマーン(หนุมาน)
サムンプライと呼ばれるタイのハーブが使われています。
甘い香りがするので個人的には結構好きです。
ホンタイのヤードムと比較されることも多いですが、どちらも良い香りです。
人によってはおばあちゃんの匂いがするようです。笑
ペパーミントフィールド(เป๊ปเปอร์มิ้นท์ ฟิลด์)
名前の通り、ペパーミントとメンソールが強く、爽快感が半端じゃないです。
ほとんど変わらないですが、左側の白い方が甘い香りがします。
黒い方はユーカリオイルが多く含まれているからか、ツンとする感じが強い気がします。黒の入れ物がスタイリッシュで格好良いですね。
シアンピュア(เซียงเพียว)
上のペパーミントフィールドと同じ会社のBertramという会社の商品。
1958年に発売開始されたので、結構歴史あるヤードムですね。
爽快感は強くないですが、とても良い香りのヤードムです。
中国の漢方薬のレシピを参考にしているそうで、このシリーズは色々な商品が出ています。
トゥアイトーン(ถ้วยทอง)
金のカップが目印のトゥアイトーン。
爽快感はあまり強くないですが、優しい香りでとてもリラックスできます。
この水色以外にも、ラベンダーオイル配合の紫、レモンオイル配合の緑があります。
タイガーバーム(ไทเกอร์ บาล์ม)
虎のマークがシンボルのタイガーバーム。
体に塗る軟膏というイメージが強いですが、吸入タイプのヤードムも発売されています。
他のヤードムと違って、独特の香りがします。
おじいちゃんの匂いがするといった意見もあって、好き嫌いが分かれそうです。
ワンワーン(วังว่าน)
サムンプライと呼ばれるタイのハーブが使われています。
優しい香りでリラックスできます。
タンジャオクン(ท่านเจ้าคุณ)
爽快感はそこそこ強く、リラックスできます。
独特の香りがするように感じますが、これが好きな人も多いらしいです。
オススメはこれ
一番のオススメはこれ!ホンタイの緑のヤードムです。
สูตร1と書いてある方が爽快感が強くて良い香りです。
一応スティックタイプのオススメも。
左から使用頻度の高い順に並べました。
やはり無難に行くならポイシアンがオススメです。
このスティックタイプのヤードムは以下の成分の割合などによって香りが変わるようです。
メントール(menthol)
樟脳(camphor)
ボルネオール(borneol)
ユーカリオイル(eucalyptus oil)
ペパーミントオイル(peppermint oil)
竜脳樹(boneo camphor)
どれもそこまで変わりはありませんが、本体やパッケージに成分表示されているので確認してみても良いかもしれません。
これ以外にもたくさん種類があるので、自分にあうヤードムを色々探すのもありですね!
ヤードムを買う場所と値段
僕はいつもセブンイレブンで購入しています。
他にはビックCなどのスーパーや、町中にある薬局などで買うことができます。
大体1つ30バーツ前後とお手頃です。
吸いすぎは体に悪い
こんだけオススメしておいてあれですが、使いすぎには注意が必要です。
ヤードムは鼻詰まりや頭痛、目眩などを改善する効果がありますが、使いすぎると肺炎などのリスクが高くなり、依存症になることもあるようなので、注意喚起がされています。
常に持ち歩き、1日に10 回以上または10分おきにヤードムを使用している場合、中毒の危険性があるそうです。これなら僕は完全に中毒です。笑
よく見る鼻にヤードムを突っ込んだままのあれも、よくないらしいです。
あとは、子供や呼吸器疾患のある方、妊婦さんなども使用を避けた方が良いらしいです。
詳細は以下のサイトでご確認ください。
まとめ
日本にいたときは使ったことすらなかったですが、今となっては完全に必需品です。
忘れたときは、スマホを忘れたのと同じくらい焦ります。笑
まじでハマりすぎ注意です!
新商品も増えてきているので、ぜひ自分にあうヤードムを見つけてください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!