タイで留学するために必要なED VISA。
ラオスの首都ビエンチャンにある、タイ大使館領事部での取得が比較的簡単と言われています。
実際行ってみたら、特に問題もなく無事に取得できました!
自分への備忘録も兼ね、以下でEDビザ取得の流れと、バンコクからビエンチャンへの行き方を説明します。
本記事では、申請予約からVISA取得までに加えて、アクセス方法まで記載しています。少々ボリュームがあるので、目次から気になる部分をご覧ください。
観光ビザも重複する部分が多いと思いますので、参考にしていただければ幸いです。
目次
今回のスケジュール
はじめに、ビザ申請した際の僕のスケジュールです。
今回の所要日程は3日。夜行バスを使ったり、ビエンチャンにあるワッタイ国際空港に早朝到着する便に乗れば、2日でスケジュールを組むことも可能みたいです。
ただ、ビザの申請は日程の予約をして現地へ向かうことになります。あんまりカツカツになスケジュールだと、飛行機の遅延や現地で道に迷ったりしたらアウトなので、余裕を持ったスケジュールになっています。
行く前に結構思ったのが、どのくらい時間を要するのかということ。
初めてだと時間が読みづらいので、予定を組む際の参考にしていただければと思います。
月曜日
12:05 バンコク〜ウドンタニ(飛行機)
14:30 ウドンタニ〜ノンカイ(リムジンバス)
15:50 タイ出国
16:30 ラオス入国
17:15 ビエンチャン到着(路線バス)
火曜日
9:10 タイ大使館領事部へ入館
9:40 申請終了
水曜日
13:30 タイ大使館領事部へ入館
14:10 ビザ受け取り
15:00 ビエンチャン出発(インターナショナルバス)
15:45 ラオス出国
16:15 タイ入国
17:15 ウドンタニ市内到着・散策
19:00 ウドンタニ空港到着(路線バス)
21:25 ウドンタニ〜バンコク(飛行機)
22:30 バンコク到着
ビザ申請の予約方法
まずは、タイ大使館領事部のHPで申請日の予約をします。
予約は1ヶ月前から可能。僕は15日前くらいに予約しました。







そして、画面に表示されているセキュリティコードを入力、もしくはコピペしたらLOGINをクリック。

左上の項目からビザの種類と申請日を選びます。


それ以上先の日程を選択したり、タイ・ラオスの休日を選択したりすると、NO Available Schedule!の表示が出て来て予約出来ません。

因みに、1日に申請できる人数が決まっているようで、◯◯AVAILABLE SLOTが残りの枠になります。

登録したアドレスに予約完了のメッセージが届きます。
当日入館時に、このQueue#ナンバーが呼ばれます。呼ばれたら係員にこのメッセージ画面を見せてから入館するので、スクショやプリントアウトしておきましょう!

この画面上部に記載されている通り、キャンセルすると10日間予約が出来なくなり、キャンセルもせず当日行かなかった場合は30日間予約が出来なくなるそうです。
気をつけてくださいねー!
ビザ申請時に必要なもの
以下はEDビザ申請時に持って行くものです。
パスポート
ラオス入国カード
学校から受け取った書類
EDビザ申請料 2,000バーツ(観光ビザは1,000バーツ)
HPで予約した時のメッセージ画面
※パスポートのコピー (顔写真のページとラオス入国スタンプのページ)
※写真 2枚
※ビザ申請書類
※は現地で調達可能です。
以下は学校から一応アナウンスがあった追加書類。
実際に使わなかったですし、学校もいらないよーって感じでしたが念のため記載しておきますね。観光ビザの場合は銀行の残高証明が必要なケースがあるみたいですね!
銀行の残高証明書(直近3ヶ月以内で残高2万バーツ以上)
タイで居住している場所の賃貸契約書
無犯罪証明書
タイ大使館領事部での申請の流れ
ビザを取得するためには、計2日間かかります。1日目の午前中に必要書類を提出して申請、2日目の午後に受け取りといった流れになります。
以下でタイ大使館領事部へのアクセスや申請の流れについて説明します。
タイ大使館領事部の場所
ビエンチャンにあるタイ大使館領事部の場所になります。
最初わからなくて、近くにあるタイ王国大使館という場所に行きそうになりました。Google MapsではEmbassy of Thailandと出ていますのでお間違いなく。
タイ大使館領事部への行き方
宿泊場所にもよりますが、トゥクトゥクで行くのがオススメです。
僕はメコン川近くのホテルに宿泊していましたが、その辺りにはトゥクトゥクがわんさか停まっています。彼らもビザ取得のための旅行者だとわかっているので、必ず声をかけて来ます。

最初に提示された値段は50,000キープもしくは170バーツ。乗り場の提示版みたいなのにも書いてあったので、おそらくこれが基準額と思われます。
試しに140バーツにしてよーと実物を見せたらすんなりOKでした。おそらく多少は安く出来ると思われますが、そこまで大差ないので交渉が手間な方は普通に乗っちゃいましょう。
メコン川周辺からだと、タイ大使館領事部まで10分程度で到着します。
因みに、ビエンチャンでは1日15,000キープ程度で自転車をレンタルできます。僕は観光のために借りていたので、試しに自転車で行ってみると20分程度で到着しました。
ただ、大通りから少しでも路地に入ってしまうと大量の野犬に遭遇します。通りすがりに追いかけられたり、いきなり横道から飛び出してきて数匹に囲まれたり、それは怖い思いをしました。笑
宿泊場所によっては、徒歩で行くことも可能でしょうが、なるべく大通りを歩くことをお勧めします。
1日目(必要書類を提出してビザ申請)

ここで、予約時のメッセージ画面が必要になります!
9時前に到着したらこんな感じで並んでいます。9時になると入り口の係員さんが番号を呼び始めます。なので並ばなくても係員さんの声が聞こえる場所にいればOKです。聞き逃したかもと思ったら、係員さんにメッセージ画面を見せてみましょう。
番号が呼ばれたら、係員さんにメッセージ画面を見せて入館します。
また、この一帯には、代書屋さんと呼ばれる申請書の作成を代行してくれる方々が沢山います。写真撮影、パスポートのコピー、申請書作成を行ってくれるみたいです。歩いていると、間違いなく声をかけられるでしょう。
ただ、僕はちょっと胡散臭いなーと思ったのでお願いしていません。




申請書作成がまだの場合は左側の建物に入ります。僕はここで申請書を作成しました。
館内に入ると係員さんがいるので、写真・コピー・申請書が必要な旨伝えます。僕の伝え方が悪かったのか、申請書をもらいたかっただけのに、代書をしてくれてました。笑
ここでかかった料金です。
パスポートのコピー 10バーツ(写真のページとラオス入国スタンプのページ1部ずつ。余白に青字でサイン)
写真 90バーツ(2枚必要なのに何故か6枚くらいセットになってます)
申請書代行 80バーツ
因みに、EDビザの場合、申請書はこんな感じで書いていました。もしご自身で書く場合は参考にしてください!
在東京タイ王国大使館でも申請書の見本があるのですが、フォーマットが若干違うんですよねー。

それにしても、代書!という割には、たいした事書いていませんよね。

ここで必要書類一式を渡し2,000バーツを支払うと無事申請終了です。引換券がもらえるので大事に保管しておきましょう!
2日目(ビザ受け取り)

2日目はいたって簡単。申請した場所に行き、番号が呼ばれたら引換券を渡してパスポートを受け取るだけです。
僕は13:40ごろに入館。14:10ごろに受け取っています。
すでに番号が呼ばれてしまっていたのか、僕の番号が飛ばされて中々呼ばれません。EDだからなのかは不明ですが、番号が飛ばされて中々呼ばれないこともあります。
パスポートを受け取ったら、必ずビザがNON-IMM・EDになっているか、期間が90日になっているかを確認しましょう!
ビエンチャンの宿泊場所はメコン川近くが便利

とりあえず、メコン川近くのホテルに宿泊すると色々便利でした。
ナイトマーケットなどの観光地はすぐ。観光客が多いので、トゥクトゥクが沢山待機しています。
夜は人通りも多くそこそこ賑やかなので、ふらっと食事をしたり、お酒を飲みに行くことができますよ。あんまり人通り少ないと出歩くの怖いですもんね。
この辺りはどこも大差ないように感じたので、僕はV Hotel Vientianeというホテルに宿泊して見ました。

こじんまりとしたお部屋ですが、シャワーはちゃんと出るし、色々散策するのにも便利でした。
この周辺のホテルを探していると、そこまで値段に差はないように思います。どこも同じ感じなんでしょうかね。
良いホテルを見つられるよう願っていますー!
バンコクからビエンチャンへのアクセス方法(往路)
ここからは、バンコクービエンチャン間の移動方法について説明します。
色々なルートがありますが、僕は往復バンコク〜ウドンタニ間は空路。ウドンタニ〜ビエンチャン間は陸路で移動しました。
ドンムアン空港からウドンタニ空港

料金は約3,500円。所要時間は1時間15分です。
当日の便が1時間程度遅延していたので、実際は2時間程度かかりましたが、陸路でビエンチャン入りを考えている方は、この方法が一番早く、何より楽だと思います。
念のため他の方法と比較してみました。
| 方法 | 金額 | 所要時間 |
| 飛行機 | 約3,500円 | 約1時間15分 |
| 電車 | 約2,500円 | 約9時間 |
| バス | 約2,000円 | 約9時間 |
乗車するクラスや時期、出発時間によって異なりますが、どれもそこまで値段が変わらないんですよね。
飛行機を調べて、値段があまり変わらないようであれば飛行機がオススメです。
因みに、ドンムアン空港からビエンチャンのワッタイ国際空港まで直行便が出ています。調べた当日の料金は約4,000円、所要時間は約1時間15分でした。
多分これが一番楽だと思うのですが、単純に僕が陸路で国境を越えてみたかったので、今回は陸路で行っています。
ウドンタニ空港からノンカイ(国境)

空港に到着すると、目の前にリムジンサービスがあります。
目の前に立っている係員さんが、ノンカイ〜、ボーダ〜ってアナウンスしていました。
料金は200バーツ。チケットをもらったら、外に出てすぐの乗り場に向かいます。わからなければ係員さんが連れて行ってくれますよー!

4列シートの車に乗って約1時間。特別狭いわけでもなく、そこそこ快適でした。


ここで気をつけたい事が2つ。
この後にタイ国境を越えると、タイのSIMカードは使えなくなります。必要なネットの情報はスクショをしたりPocketなどに保存しておきましょう!
加えて、ラオスに入るとATMでタイバーツが引き出せなくなります。手持ちがない方は敷地内にあるATMで引き出しておきましょう!
タイ出国からラオス入国まで

パスポートとタイ出国カードを準備しましょう。指を機械に乗せたり、タイの空港に着いた時と同じようなことをして終了です。





めっちゃ満員でぎゅうぎゅうだったけど、この光景を見れてやっぱり陸路で来てよかったーと感動しました。







これで無事ラオスに入国です。
ラオス国境からビエンチャン市街へ


終点のタラートサオまで行けば、大体のホテルへのアクセスが楽になると思います。
料金は8,000キープですが、ないので35バーツ支払います。お釣りが発生する場合はキープで帰って来ます。40分程度でタラートサオのバスステーションまで到着しました。

大体このあたりに到着します。
近くにタラートサオショッピングモールがあり、両替やSIMカードの購入ができます。ただ、17時にはしまってしまうので、僕が行った時はどこも閉まってました。

ビエンチャンからバンコクへのアクセス方法(復路)
ここからは、ビエンチャンーバンコク間の移動方法について説明します。
ビザの申請が終わり、あとはバンコクに帰るだけですねー。
ビエンチャンからウドンタニ市街へ

聞いて回ってみましたが、ウドンタニ空港へダイレクトで行く方法は見つかりませんでした。
他にも色々な方法があるようですが、高確率で迷う気がしてやめました。
こちらはチケットを購入するVIENTIANE CAPITAL BUS STATIONの場所。

チケットの購入は当日のみで、事前に購入することは出来ません。
この時刻表を見てわかる通り、1日に何本も出ていますし、僕が乗ったバスは大半の席が空いていたので安心してください。






購入したチケットに座席番号が書いてありますが、空いているからかどこでもOKみたいです。
バスは定刻に出発し、ボーダーまでは約40分。
車内でタイ出入国カードが配られるので、事前に記入しておきます。

特に問題なく出国できます。

大丈夫だと思いますが、不安な方はバスのナンバーを覚えておくと良いかもしれません。



ここから約1時間でウドンタニ市街に到着しました。
ウドンタニ市街からウドンタニ空港へ

ビエンチャンからのバスが到着した場所に、タクシーの運転手さんがわんさか押し寄せます。
急いでいる方は、タクシーで空港まで向かっても良いかと思います。
ビエンチャンからのバスはウドンタニバスステーションに停車します。
飛行機の時間まで時間を潰したい方は、周辺にショッピングモールやご飯屋さんがそこそこあったので散策してみてください。時間あったので僕は結構うろうろしてました。

このセブンイレブンの前がバス乗り場になっているそうで、ここからバスに乗ります。


料金は20バーツでバス乗車時に支払います。一応エアポートに行くか聞いてから乗車しました。
若干遠回りするルートで向かい、約25分でウドンタニ空港まで到着します。
ウドンタニ空港からバンコクへ


空港内にはカフェやフードコートもあり、時間を潰すのはそれほど苦ではなかったです。
飛行機の遅延もなく、定刻通りバンコクに到着しました。
最初は色々と不安でしたが、なんとか無事にビザを取得することができました。皆様も無事にビザ取得ができることを願っております!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!
















