カオサン通りから徒歩5分の場所にある、ワット・ボウォンニウェート(วัดบวรนิเวศ)は、ラーチャウォラウィハーン(ราชวรวิหาร)の格付けを持つ王室第一級寺院です。
ラーマ3世の治世に、後にラーマ4世となるモンクット王子によりつくられました。モンクット王子は寺院が出来た1836年から1851年の王位即位まで住職を務められたそうです。その後、ラーマ5世、ラーマ6世、ラーマ7世、ラーマ9世が出家された寺院ということもあり、王室との縁がとても深い寺院とされています。
先代国王のラーマ9世の遺骨が安置されている寺院ということもあり、日々多くの参拝者が訪れている場所です。
今回は、ワット・ボウォンニウェート(วัดบวรนิเวศ)をご紹介します!
入り口の様子
入り口はシンプルですが、門構えが素敵です。この白い壁が広い敷地の周りを囲んでいます。
外から見たワット・ボウォンニウェート。偶然カオサン通りの近くを歩いていてこのチェディを見かけたら、間違いなく気になりますね。
ワット・ボウォンニウェートを参拝
とにかくウボーソットが綺麗でした。ウィハーンも綺麗なのですが、訪問時に解放されていませんでした。涙
ウボーソット
すっごい見上げる感じになってしまいました。結構高さがあります。
外壁は大理石できており、とても美しいです。
入り口でこのセットがもらえました。
ここ裸足のエリアなのですが、天気が良いと驚くほど足元が暑いのでご注意を!我慢しているのでしょうか?何故みんな平気なのか不思議です。
ウボーソットの中。
とにかく綺麗です。この台座にラーマ9世の遺骨が安置されているようです。
手前の仏像はペッチャブリー県より、後方の仏像はピサヌローク県より持ち込まれたようです。迫力がすごいです!
側道の部分。奥にも大仏がありましたが進めませんでした。
壁画も綺麗です。
外に出て改めて外観を見るとめっちゃ綺麗です!
ウィハーン
ウィハーンは解放されておらず。ウィハーンの中は2つのエリアに分けわれているようで、元はワットポーに設置されていたとされる仏像と涅槃像がそれぞれ設置されています。ここの壁画がとても綺麗なので次回は参拝できることを願います。
チェディ
寺院の外から見える巨大なチェディです。
建設はラーマ4世の治世までかかり、チェディ内部には仏舎利が収められているそうです。
反対方向より。中には入れなかったのですが、迫力があって素敵です!階段に靴を脱いで、って書いてあったので、以前は入れたのでしょうか。
チェディの前の様子。
ラーマ9世の像と仏足石
入り口すぐにあったラーマ9世の像。プラクルアンも販売していました。
こちらはその隣。
スコータイ王朝からある仏足石のようです。みなさんコインを立てて置かれるのですが、全然立ちません。数分頑張ってしまいました。相当難しいです。笑
愛くるしい仏像
この寺院は敷地内の風景がとても美しいです。中国文化を随所に取り入れてそうなのですが、それっぽい仏像が非常に愛くるしいです。
やばくないですか?笑
素敵すぎます。
癒されますねー。
僕は仏像の写真ばかり撮っている頃、タイの若者はこの辺りで写真の撮り合いをしていました。撮影スポットっぽいです。笑
参拝時の服装
寺院なので露出度の多い服装で敷地内に入ることができません。特に貸し出しも行っていないようなので、参拝時の服装にはご注意ください!
ワット・ボウォンニウェートへの行き方
徒歩圏内に電車の駅はありません。MRT Sam Yot駅からタクシーで10分程度、チャオプラヤーエクスプレスボートのPhra Arthit船着場から徒歩10分程度でした。Phra Arthitの地図を見る。
カオサン通りから徒歩5分と近いので、カオサン通り周辺に行くことがあれば一緒に観光しても良いかもしれませんねー!
施設情報
名称 | ワット・ボウォンニウェート ラーチャウォーラウィハーン Wat Bowonniwet Vihara วัดบวรนิเวศราชวรวิหาร |
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住所 | 248 Phra Sumen Rd, Wat Bowon Niwet, Phra Nakhon, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
歩いていて、とにかく綺麗だなーと思える寺院でした。
外国人観光客はそこまで多くないですが、タイ人には非常に人気のある寺院です。興味があればぜひ参拝してみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!