タイで生活

タイの医療費は高い?バンコク病院で実際にかかった医療費を見てみる。

バンコク病院 タイで病院受診
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朝起きてみると、両足首に違和感が。痒いような痛いような。

触ってみると、ありえないくらい腫れてるではないですか!

見るのも痛々しい。

でも、ここはタイ。薬局いっぱいあるし、なんとかなるんじゃないか。そんな淡い期待が頭をよぎります。

知人のタイ人に恥をしのんで患部の写真を撮って送って見ました。

これさー、なんて薬を塗ればいいかなー?

いやいやー無理。これは病院!

という訳で、タイに来て1ヶ月も経たない内に病院のお世話になる事になりました。

今回はバンコク病院に受診をしたので、このバンコク病院の概要と実際に発生した医療費をレビューしたいと思います。

バンコクで日本語対応可能な病院

今回は便宜上バンコク病院を利用しましたが、バンコクには日本語対応可能な病院がいくつかあります。

お住いの場所や保険の提携状況などによって、上手く使い分けてください!!

サミティヴェート病院
住所:133 Sukhumvit 49, Klongtan Nua,Vadhana, Bangkok 10110
電話:02-022-2222 (24時間日本語対応)
サミティヴェート病院ウェブページ

バンコク病院
住所:Soi Soonvijai 7 New Petchburi Road Bangkapi Huay Khwang Bangkok 10310
電話:02310-3257(時間外の場合代表へ0310-3000)
バンコク病院ウェブページ

バルムンラード病院
住所:33 Soi Sukhumvit 3, Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
電話02-011-3388 (24時間日本語対応)
バルムンラード病院ウェブページ

まずは保険会社へ連絡

おそらく大体の方は、クレジットカードの付帯保険を含め、何かしらの海外旅行保険に入っているかと思います。

受診前に、まずは保険会社のコールセンターへ連絡しましょう。

僕の場合だと、日本の海外旅行保険に加入しているので、まずは保険会社のコールセンターに連絡をしました。

それぞれの地域で提携している病院があると思うので、病状などを伝えた後に受診できる病院を紹介してもらいます。

保険会社が提携している病院はバンコク内にいくつかあったのですが、いかにもな病院名だったので今回はバンコク病院で受診することにしました。笑

バンコク病院の概要

バンコク病院 タイで病院受診イメージよりも大きかったバンコク国際病院を少しご紹介。

1972年創立のバンコク病院グループは、タイ国内に29病院、近隣諸国に2病院を有する東南アジア最大・最高水準の私立病院グループです。世界的に名高い医師、最先端の技術、そして優秀な看護スタッフが最高レベルの医療サービスを提供しております。

バンコク国際病院のビジョンは、すべての文化から来た方々に快適で心地よい環境を作り出すことです。熱心で献身的なインターナショナルチームは、皆様のニーズにお応えできるよう尽力しています。26の言語に対応し、すべての患者様に 心が配られ、病院内で過ごす時間が快適であると感じていただけるよう心がけています。

バンコク病院ホームページより

診療科・部門

内科  皮膚科  泌尿器科  整形外科  眼科

消化器内科 心臓内科 救急診療 健康診断・人間ドック

産婦人科・不妊治療 一般・消化器外科 歯科・インプラント

日本の大きい病院って感じです。病床数550床なので建物もそこそこ大きいです。

館内にはレストランとかあって、建物の造りがショッピングセンターみたいでした。

敷地内に棟がいくつかあり、僕は迷ってぐるぐる回ってしまいました。でも、病院内で道を尋ねると、ちゃんとジャパニーズデスクの場所を案内してくれます。

この日本人対応のデスクがあるのが非常に心強いです。

ジャパン・メディカルサービス(JMS)

バンコク病院内には、日本人専門のジャパン・メディカルサービス(通称JMS)があります。

日本の医学部を卒業したタイ人医師たちが1977年に設立。日本の医学部を卒業したタイ人医師と日本人医師、日本人コーディネーター、日本語通訳がサポートしています。

僕は初診でよく分からないのでとりあえずJMSに行ってみます。

この日は受付に4名程度いて、皆さん日本語を話していました。日本人の看護師さんらしき方もいらっしゃいました。

ここで症状の説明と問診票の記入をします。このあたりの流れは日本の病院を受診した時と同じですね。

僕の腫れ上がった足を見てもらい、皮膚科へ案内してもらうこととなりました。

一通り手続きが完了すると、JMSのカウンターにいたタイ人スタッフが皮膚科まで案内してくれます。

皮膚科の受付に書類を渡したら、JMSの方とはお別れです。因みに2回目に受診した時も案内してくれたのですが、毎回案内してくれるのでしょうか。初回だけでいいような。笑

継続して通院する場合でも、何らかの保険に入っている場合は保険請求の関係で毎回このJMSのカウンターで受診前の手続きをしないといけないみたいですよ。

日本語通訳を使って受診

皮膚科の受付に到着。ここからは英語で質問されたりするのですが、誕生日とか血圧測定するくらいなので特に問題ありませんでした。

名前を呼ばれ入室。あれ、通訳いないけど大丈夫かな。と少し不安。

診察室に入ると、エレガントな女医さんが机に置いてある電話でどこかに電話します。すると、電話越しに日本語が聞こえてきました。

この電話越しに同時通訳してもらいながら診察してもらいます。なんだかとても新鮮です。

こちらがちょっと難しい言い回しで説明してみても、ちゃんと通訳してくれました。

診察の結果、靴擦れから細菌が入り腫れているということで飲み薬と塗布薬が処方されました。

エレガントな女医さんが、その時履いていた靴は一旦履くのを止めて、患部が治ったらまた挑戦してくださいねー!と助言してくれたのには笑いました。

診察が終わったら、隣にある会計窓口へ向かいます。そんなにやり取りはないのですが、皮膚科の受付と会計は英語でやり取りするので、意思疎通が難しいことがあるかもしれません。

院内処方なので、会計窓口の横で処方薬を受け取って終了です。ここの薬剤師さんは日本語が話せていたので、色々質問も出来ました。

ぐしゃぐしゃになってしまいましたが、予約表ももらえます。

これとは別に、前日にSMSで予約の確認のメーッセージが届きます。とても親切ですよねー。それなのに僕は日にちを間違えて受診してしまいました。

バンコク病院 タイで病院受診

医療費はいくらかかったのか

バンコク病院 タイで病院受診今回は皮膚科に計2回通院しました。左側が初診で右側が2回目のもの。

合計すると4,907バーツになりました。

仮に1バーツ=3.5円だったとすると17,174円かかった事になります。

無保険だった場合はこの金額を支払う事になるのですが、日本で仮に無保険で受診した場合でもこれくらいの金額じゃないかな、という印象でした。

せっかくなので、タイではどんな診療内容で費用がかかっているのか見てみます。

Drugs and Parenteral Nutrition
Medication(投薬):1,507バーツ

Nursing or Midwifery Charge(看護費用):300バーツ

Packaged Medical Charge
Other Medical Charges(パッケージ医療費?):800バーツ

Physician Evaluation(医師の診断):2,300バーツ

Total;4,907バーツ

パッケージ費用という謎の項目がありましたが、日本にある初診料とかないんですね。

今回通院してみて、タイの医療費ってすごい高いなーとまでは思いませんでした。

でも、この医療費を基準に考えると、やっぱり入院したらそれなりの金額がかかるなーという事がわかりました。日本でもすごい高額になりますもんね。

何かしらの保険には入っておいた方が良いです。

バンコク病院への行き方と施設情報

名称バンコク病院
BANGKOK HOSPITAL
โรงพยาบาลกรุงเทพ
住所(JMS)Soi Soonvijai 7 New Petchburi Road Bangkapi Huay Khwang Bangkok 10310
電話(JMS)+66 2310 3257
月〜金 午前7時〜午後8時まで
土・日 午前7時〜午後5時まで
電話(時間外)+66 310 3000(代表)
メールjpn@bangkokhospital.com
HPhttps://bangkokhospital-jsc.com
休診日土曜日・日曜日

駅から近いわけでもなく、ちょっと微妙な場所にあります。

アクセス方法

・BTSプロンポン駅から無料送迎シャトルバス

・MRTペッチャブリー駅から無料送迎シャトルバス

・Son Sun Wijai(ป้ายรถประจำทาง โรงพยาบาลกรุงเทพ)のバス停から徒歩

・タクシー

無料送迎シャトルバスが出てるみたいなので、これを使うと便利そうです。

バンコク病院 タイで病院受診BTSプロンポン駅の発着場所は2番出口近く、エンポリアムスイート入り口前です。

バンコク病院 タイで病院受診MRTペッチャブリー駅の発着場所は1番出口の裏になっているようです。

こちらのHPに詳細な情報が記載されてます。わからない時はバンコク病院へ問い合わせてみてください。

因みに、僕はNew Petchaburi RdにあるSon Sun Wijaiというバス停で下車して歩いて行きました。このバス停からだと徒歩10分くらいです。

バンコク病院 タイで病院受診よく見ないと病院の紙袋って分からないですよねー!

雑貨とか入ってそうだけど、中身はがっつり薬です。笑

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!

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