タイ南部のタイランド湾に浮かぶサムイ島。全島がココナッツの木で覆われていることから、別名ココナッツ・アイランドとも呼ばれています。
大自然に囲まれた高級リゾートやスパも多く、サムイ島特有のスローな癒しを求めて世界中から観光客が集まっています。
サムイ島へのアクセス方法というと、バンコクやチェンマイなどから直行便を利用することが一般的ですが、実は他にも移動手段があるんです。
もちろん一番楽なのはこの直行便を利用することなのですが、お値段は少々高め。
そこで、少しくらいなら時間はかかってもいいけど安く行きたいなーという方のために、エアアジアのジョイントチケットを使った移動方法をご紹介します。
もちろん直行便もご紹介するので、色々と比較してみてください!
本記事がサムイ島行きを考えている方の参考になれば幸いです!
目次
Bangkok Airwaysの直行便で行く
結論から言うと、間違いなく一番楽でオススメな行き方です。
スワンナプーム空港から約1時間でサムイ空港に到着。気づいたら到着しています。
このバンコクからサムイ島への運行路線を持っているのは、バンコクエアウェイズとタイ国際空港のみ。低価価格帯の航空会社は参入できていないんですよね。
そうなると、やはり必然的に料金が高くなります。
僕がバンコクエアウェイズを利用した時は、片道約12,000円。往復で25,000円程度になりました。チェンマイからサムイ島に行った時も同じくらいの料金でした。
セールをやっていると、片道7,000円程度になっているのを見かけますが、まあ頻繁には見ませんよねー。
多少金額は高くてもいいから早く到着したいって方は、この直行便一択になると思います。
バンコクエアウェイズは待ち時間が快適
バンコクエアウェイズを利用する場合、この空港ラウンジサービスが利用できます。
エコノミーだとブティックラウンジ、ビジネスだとブルーリボンラウンジの利用が可能で、4:30〜22:00までオープンしているようです。
スワンナプーム空港の中にはカフェやレストランも多いですが、この空港ラウンジサービスの居心地がとてもいいんですよね。ドリンクや軽食がフリーなので、めっちゃくつろげます。
すぐ近くには、こんな感じでファーストフードもあるので、とりあえず待ち時間で困ることはなさそうですね。
個人的には、いつもドンムアン空港ばかりでスワンナプーム空港を利用する事って滅多にないので、ぶらぶらしているだけでも新鮮な感じがして楽しかったです。笑
スワンナプーム空港からサムイ空港へ
少しコンパクトな航空機に乗ってサムイ島へ向かいます。
機内食。
この機内食についてくるこのティッシュがめっちゃ良い香りです!
毎回このティッシュを開封する時がとても楽しみです。笑
そうこうしているうちにサムイ島に到着。
機内食食べて少ししたら着陸準備入ってる感じです。本当にあっという間。
サムイ空港からホテルへの移動は、乗り合いのリムジンサービスが安くて便利でした。
空港内にカウンターがあり、チャウエンまで100バーツちょっとでした。普通にタクシー乗るより全然安いので、オススメです。
Air Asiaのジョイントチケットで行く
バンコクからの直行便が往復25,000円程度だったのに対して、こちらは往復9,000円程度。
ただ、所要時間は5〜6時間程度かかります。
また、これには2通りの行き方があって、ドンムアン空港からナコン・シー・タマラート空港を経由する方法と、スラタニ空港を経由する方法があります。
どちらも空港からバスでドンサック港へ移動後、港からフェリーでサムイ島のナトン港に向かう流れになるので、所要時間にそこまで大きな差はありませんでした。
直行便に比べると時間はかかってしまいますが、渡航費用は半分で済むので、安くサムイ島に行きたい方にはオススメな移動方法です。
今回は、往路をスラタニ経由、復路をナコン・シー・タマラート経由で利用してみました。
空港や港で乗り継ぎをする際に、エアアジアの予約番号を見せるとスムーズです。予約完了時のメール画面をスクショしておくことをオススメします。
スラタニ空港からドンサック港へ
今回行きはスラタニ経由で向かいました。
ドンムアン空港からスラタニ空港へは約1時間15分で到着します。
空港のゲートを出たら、SEATRAN FERRYのカウンターがあるので、エアアジアの予約画面を見せます。
カウンターの前にエアアジアの看板が出ているのでわかりやすいです!
チェックインするとこのシールをもらえます。
シールをもらって外に出るとたくさんのバスが止まっています。わかりづらいですが、一応Airport Bus Transferの看板があります。
バス周辺にいる係員さんにシールを見せて、どのバスに乗ればいいか聞いたら案内してくれます。
ただ、案内されたバスに向かったら、運転手さんに違うよーって言われることが数回ありました。結果としてドンサック港に行ければOKなので、違う場所行きのバスにだけ乗らないようにだけ注意が必要です。
最終的に乗車したバス。全員がエアアジアのジョイントチケットの利用客じゃなかったので、適当に入れ込まれる感じでしょうか。笑
席はゆったり座れて乗り心地は良かったんですが、車内は若干寒かったです。
スラタニ空港から約1時間30分でドンサック港に到着しました。
ドンサック港からサムイ島 ナトン港へ
ドンサック港に到着したら、まずこの建物に入ります。
建物に入ってすぐにSEATRAN FERRYのチケットカウンターがあるので、予約番号を提示します。
ステッカーをもらえます。
サムイ島の滞在先が決まっている場合は、チェックイン時にこのTRANSFER TICKETを購入しておくと楽です。目的地にもよりますが、現地のタクシーに乗ると300バーツ以上になると思うので、こっちの方が安いです。
あとはフェリーの到着まで待ちます。今回は30分程度待ち時間がありました。
フードコートに行ったり、周りの景色を見たりしてるとあっという間です。
フェリー到着のアナウンスなどはなかったので、時間になったら乗り込みましょう!
予想以上に乗客が多かったのでびっくりしました。
フェリーの中は、クーラーの効いている場所や海風を感じれる場所、マッサージを行なっている場所もありました。
ベンチで横になって寝ている人とかも沢山いて、探索していていて楽しかったです。
サムイ島到着
周辺には沢山のタクシーが待っているので移動には困らなそうです。値段は少々高いですが。
TRANSFER TICKETを購入している場合、チケットカウンターでステッカーを見せると待っているよう指示があります。しばらくすると、運転手さんが声をかけに来てくれました。
サムイ島 ナトン港からドンサック港へ
行きと同様、ナトン港からドンサック港へ向かいます。
ナトン港にタクシーで来る際は、運転手さんにSEATRANのフェリーを使う旨伝えた方が良いです。同じ港でも、フェリー会社によって乗り場が違うみたいです。
これを伝えなかったがために、少し離れた違うフェリー乗り場に行きかけてしまいました。
違うフェリーだったらどうしよう。とか思ったので、隣にいた方に一応確認しました。笑
あっという間に眠りにつきました。
約1時間30分でドンサック港まで到着します。
余談ですが、サムイ島でフェリーの遅延を見たことがありません。めっちゃ時間に正確です!
ドンサック港からナコン・シー・タマラート空港へ
カウンター近くで待っていると運転手さんが呼びに来てくれます。空港まではバンで向かいました。
因みに乗客は僕一人。笑
約1時間30分で空港まで到着しました。
まとめ
移動方法 | 往復料金 | 所用時間 |
直行便 | 約25,000円 | 約1時間 |
ジョイントチケット | 約9,000円 | 約6時間 |
※2019年11月1日時点のもの。
エアアジアのジョイントチケットは、時間こそかかりますが、色々な場所を回って行くので個人的には苦ではなかったです。むしろ楽しかったなーというのが正直な感想。
それでも、やはり短期間の旅行などで時間があまりない場合は直行便が良いですね!
また、今回は空路のみを紹介しましたが、バンコクからバスや電車で行くこともできるようです。
渡航費用も安く抑えられますが、所要時間が10時間を越え、あまり現実的ではないので今回選択肢からは外れています。
今後もしバスや電車でサムイ島へ行く事があれば、その時にはご紹介したいと思います!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!