ノーンカーイ県ムアンノーンカーイにあるプラタートラーノーン(พระธาตุหล้าหนอง)へ行ってきました。
タイとラオスの国境であるメコン川に沈む数百年前の仏塔。
タイ側から約180メートル離れた場所にある仏塔は、暑季になるとメコン川の水位が減りその姿をはっきりと現すそうです。
仏塔の形から200〜400年前に作られたものと推測され、言い伝えによると仏塔の中には9人の仏陀の仏舎利が納められているそうです。
船に乗って仏塔まで行くことができるのですが、メコン川に沈む仏塔はなんとも神聖な雰囲気でした。
今回は、プラタートラーノーン(พระธาตุหล้าหนอง)をご紹介します!
現在の仏塔
2005年頃に建てられた高さ15メートルほどの仏塔。
シリキット王妃の72歳の誕生日を記念して建てられたようです。
仏塔の中には沢山の仏像がありました。
メコン川の仏塔
まずは船乗り場へ続く急な階段を降ります。
左側の花は100バーツ、右側のパーアープナームフォンと呼ばれる布は500バーツでした。
布は予想外に高かったので、左側の花だけにしました。両方準備している方もいましたが、花だけでも良さそうです。
船は1艘200バーツ。グループごとに乗船するので沢山乗った方がお得ですね。
船に乗って5分もしないうちに仏塔に到着します。仏塔にくっつくような形で停船してくれます。
布を購入した場合は船の操縦士が仏塔に巻いてくれます。花とセットになった液体は仏塔にかけるような感じで納めてお祈りします。
1847頃にメコン川に沈んでしまったらしいですが、推定200年〜400年前のものとされている仏塔。
川のちょうど真ん中くらいにあるのですが、何とも神聖な雰囲気です。
布が巻かれているのではっきり見えませんが、下の方は仏塔の面影が残っています。
暑季は川の水位が下がるのではっきり見えますが、雨季などは水位が上がり全然見えないそうです。SNSを見ると大体3月頃に訪れている方が多いです。
ちなみに、入り口の前にタンブン用の魚が売ってます。
誕生日の曜日ごとに放す魚の数が決まっているようでした。一番少ない日曜日は6匹ですが金曜日は21匹と中々の数です。笑
魚を持ってボートに乗れないそうなので、階段をおりた船乗り場の手前の川で放しました。
プラタートラーノーンの場所
ナーガ像から車で5程度の場所にあります。徒歩での移動はきついので、サムローなどで行った方が良さそうです。
施設情報
名称 | プラタートラーノーン Phrathat La Nong พระธาตุหล้าหนอง(พระธาตุกลางน้ำ) |
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住所 | 297 Soi Mu Ban Phatcha 2, Nai Mueang, Mueang Nong Khai District, Nong Khai 43000 |
地図 | Google Maps |
参拝料 | ボート200バーツ(1グループ) 花100バーツ・布500バーツ(必要に応じて) |
最初は島かと思っていたんですが、まさか仏塔だとは思いませんでした。
メコン川に沈む仏塔はとても素敵でした。少し変わった場所でお祈りしたい方にはぴったりだと思います!暑季に機会があったらぜひ行ってみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!