アユタヤ県バーンポーンにある、ワット・ガサットラティラート(วัดกษัตราธิราช)は、ウォラウィハーン(วรวิหาร)の格付けを持つ第三級王室寺院です。
アユタヤ王朝から存在する寺院とされていますが、詳細な情報は残っていないようです。以前はワット・ガサットラ(วัดกษัตรา)やワット・ガサットララーム(วัดกษัตราราม)などと呼ばれていたそうです。
アユタヤ王朝崩壊後は無人の状態となっていましたが、ラーマ1世の治世にアヌラック王子(เจ้าฟ้ากรมพระอนุรักษ์เทเวศร์)によって寺院の修復がなされ、ラーマ2世の治世に現在のワット・ガサットラティラート(วัดกษัตราธิราช)へと改名されたそうです。
アユタヤに現存する寺院の中でも、美しいとの呼び声が高い寺院。特にウボーソットに納められた仏像の台座がとても綺麗でした!
今回は、ワット・ガサットラティラート(วัดกษัตราธิราช)をご紹介します!
入り口の様子
3263号線沿いに大きな入り口がありました。
門をくぐって少し進むと到着します!
ワット・ガサットラティラートを参拝
中央奥にウボーソット。その奥にはプラーンがあります。両脇にウィハーンが並んでいます。
ここからの外観がとても綺麗でした!
ウボーソット
ウボーソット外観。
入り口前で参拝してから中に入りました。
横からの外観。結構長いです。
幅22メートル。長さが46メートルあるそうです。
後ろから。かなり綺麗です。
バイセーマーが特徴的でとても美しいです。
ウボーソット中の様子。
中央に見える12本の柱は、ラーマ5世の治世に大理石を用いて補修されたそうです。
電源はついてなかったですが、クーラーが設置されていました。
仏像の台座が特徴的でとても綺麗でした!
ウィハーン
入って右側のウィハーン。
素敵な仏像と仏足石がありました。
手前に置いてある象。願い事を唱え、持ち上がると願いが叶うらしいです。
試しにやってみたら、見事に持ち上がらなくてびっくりしました。結構本気を出しても持ち上がらず。笑
入って左側のウィハーン。
沢山の仏像が納められてしました。
先ほどのウィハーン同様、建物が結構古くてこじんまりとしています。
解放されていなかったですが、奥にも小さなウィハーンがありました。
プラーン
ウボーソットの奥にあるプラーン。
高さは20メートルあるようで、そこそこ大きいです。
中には仏舎利が納められているそうです。
敷地内を散歩
すぐ近くにチャオプラヤー川が流れています。
魚の餌が20バーツで売られていたので、餌やりもできます!魚に餌をあげながらチャオプラヤー川を眺めていると、とても落ち着きます。
無料でご飯の提供をしていました。
お誘いいただいたのですが、お水だけいただきました。
ワット・ガサットラティラートの場所
カサティラート橋から車で5分くらいの場所にありました。
施設情報
名称 | ワット・ガサットラティラート ウォラウィハーン วัดกษัตราธิราชวรวิหาร Wat Kasattrathirat Vorawihan |
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住所 | 33/5 Tambon Ban Pom, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya |
地図 | Google Maps |
参拝料 | 無料 |
外観がとても綺麗で印象的な寺院でした。
人気の寺院のようで、多くの参拝客で賑わっていました。中心地からそこまで離れていないので、時間に余裕があればぜひ参拝してみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!