サコンナコーン県ムアンサコンナコーン群にある、ワット・プラタートチューンチュム(วัดพระธาตุเชิงชุม)は、ウォラウィハーン(วรวิหาร)の格付けをもつ第二級王室寺院です。
正確にいつ建てられたかは不明だそうですが、1757年ごろには設立されたと考えられているそうです。
寺院の名前にもなっているプラタートチューンチュムというチェディは、かつて4人の仏陀が残した足跡を守るために建てられたと言われています。
寺院の敷地はそこそこ広く、ウィハーンに納められているプラオンセーンという仏像や、ナーガの世界と通じていると言われている井戸なども見所。
参拝すると、危険から身を守ったり幸運をもらたしたりすると言われており、とても御利益がある寺院のようです。サコンナコーンに来たら見逃せない寺院の1つです!
今回は、ワット・プラタートチューンチュム(วัดพระธาตุเชิงชุม)をご紹介します!
入り口の様子
正面の入り口。白いチェディが目を惹きます。
駐車場はそこまで広くないですが、並んでいる感じはありませんでした。
ワット・プラタートチューンチュムを参拝
参拝客のほとんどは白いチェディとウィハーンを参拝していました。
プラタートチューンチュム
プラタートチューンチュム(พระธาตุเชิงชุม)と呼ばれるチェディ。高さ24メートルで上部は純金できておりその重さは247バーツあるそうです。
かつて、プラカクサンタ(พระกกุสันธพุทธเจ้า)、プラゴーナーカマナ(พระโกนาคมนพุทธเจ้า)、プラカッサパ(พระกัสสปพุทธเจ้า) プラコードム(พระโคดมพุทธเจ้า)の4人の仏陀がこの地に足跡を残し、その足跡を守るために建てられたと言われているチェディ。
沢山の人がこのチェディの前で参拝しています。
ちなみにウィハーンの中からこのチェディの中が見えるようになっています。
ウィハーン
チェディと繋がっているウィハーン。
この広場自体が土足厳禁のようなんですが、靴を脱いでいたり履いていたり、ちょっとバラバラです。笑
ウィハーンの中に納められているルアンポープラオンセーン(หลวงพ่อพระองค์แสน)という有名な仏像。
裏側に回るとチェディの中に通じる入り口があります。
女性はこの中に入ってはいけないようなので要注意。
チェディの中。
ウィハーン
比較的新しく建てられたウィハーン。
ウィハーンの中はとても綺麗でした。
もう一箇所のウィハーンに参拝客が集中しているため、こちらはとても静かです。
バンコクの寺院でよく見るような壁画が描かれていてとても美しいです。
ウボーソット
1827年に建てられたらしいウボーソット。違ってたらすみません。
サイズが小さくて変わったつくりです。誰も中に入って参拝していないのでちょっと入りづらいです。
ナーガに通じる井戸
ナーガの世界と繋がっていると言われている井戸。
井戸の面影はあまり残っていませんが、昔の祭り事にはこの井戸水か使用されていたそうです。今でもとても神聖な場所と考えられています。
ワット・プラタートチューンチュムの場所
サコンナコーンの市街地にあります。
空港近くのロットゥーやバス乗り場からだとバイタクで10分くらいです。料金は確か100バーツくらいでした。
施設情報
名称 | ワット・プラタートチューンチュム ウォラウィハーン Wat Phra That Choeng Chum Worawihan วัดพระธาตุเชิงชุมวรวิหาร |
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住所 | Rop Mueang Rd, Tambon That Choeng Chum, Mueang Sakon Nakhon District, Sakon Nakhon 47000 |
地図 | Google Maps |
HP | |
参拝料 | 無料 |
参拝客の多い素敵な寺院でした。
毎年12月の下旬から1月の上旬の一週間は歌や踊りの祭典が行われているそうです。
それ以外にもちょこちょことお祭りがあるらしいので、気になる方はFacebookでチェックしてみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!