アユタヤ県サンパオロムにあるワット・プッタイサワン(วัดพุทไธศวรรย์)は、第三級王室寺院です。
アユタヤ王朝の初代王となるウートーン王(ラーマーティボーディー1世)が、アユタヤが都となるまでの3年間暮らしていた寺院とされています。その後、アユタヤが都として成立したことを祝し、1353年に寺院の大規模な改修を行い、現在のワット・プッタイサワンへと改名されたそうです。
アユタヤ王朝初期に建てられた、プラーンと呼ばれる塔堂がとても綺麗です。また、ビルマ軍からの攻撃によって破壊されてはいるものの、多くが良い状態で残っています。現存する寺院の中で、遺跡も見学することができるため、見所が満載です。
今回は、ワット・プッタイサワン(วัดพุทไธศวรรย์)をご紹介します!
入り口の様子
入り口の看板。
素敵な看板で期待が膨らみます!
中心地から少し外れているので、周りには何にもありません。
ワット・プッタイサワンを参拝
わかりやすい番号付きのマップがありました。
18ヶ所もあって見所満載です!
ウボーソット
ウボーソット外観。
入り口に参拝できる場所がありました。
ウボーソット中の様子。
とても美しかったです。柱の模様や配色も素敵です!
ウボーソットの周りに設置されたバイセーマーがとても素敵でした。存在感がすごいです。
2枚が重なって1組になっています。
因みにサイズは127 x 92 x 23.5 cmだそうです。
プラーン
プラーンプラターン(ปรางค์ประธาน)の外観。
数年前に改修されたようで、真っ白になっています。
靴を脱いで登れるようになっています。
プラーンの中の様子。
反対側に回るとこちらも登れるようになっていました。
仏足石。
仏像。
素敵すぎたプラーンの中。
しかし、鳥が住んでいるようで床が鳥の糞でびっしり。裸足だったので、奥まで行くのは諦めてここから参拝させていただきました。
プラーンの左右にはお堂があり、それぞれに仏像が納められていました。
正面右の仏像。
正面左の仏像。表情が異なりますね。
周りは回廊になっていて、多くの仏像が並んでいました。
遺跡のエリア
ウィハーンルアン(วิหารหลวง)。
結構大きかったことがわかります。
チェディも沢山並んでいます。
このウィハーンは現在も使われていそうですが、解放されていませんでした。
ウィハーン(涅槃像)
ウィハーンの外観。
中にはプラプッタイサワン(พระพุทไธศวรรย์)が納められています。
素敵な表情をされています。
ここの窓からの景色が綺麗です。
ウィハーン
良い状態で残っているウィハーンが並んでいます。
ウィハーン外観。
中の様子。聞き間違えでなければ、昔ここで勉強をされていたそうです。
ウィハーン外観。
中の様子。とても綺麗です。
ウィハーン外観。とても美しいです。
ウィハーン中の様子。
5人の王の像
左から、キング タクシン、キング ナレースワン、キング ラーマーティボーディ1世、キング エーカトッサロット、ラーマ4世。
なぜこの5名の王なのか、調べてもわかりませんでした。気になります。
この景色は壮観です。
ちなみに、後ろに見える仏塔は解放されていませんでした。
とても綺麗です!
敷地内を散歩
ジャトゥカム ラマテープを祀ったウィハーン。
入り口近くの仏像。
川沿いなので、川にタンブンできます。魚がめっちゃいます!
ワット・プッタイサワンの場所
中心地からは川を挟んで少々離れていました。
施設情報
名称 | ワット・プッタイサワン wat putthaisawan วัดพุทไธศวรรย์ |
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住所 | 15 Samphao Lom, Phra Nakhon Si Ayutthaya District |
地図 | Google Maps |
HP | 寺院のウェブページ |
参拝時間 | 8:00〜16:00 |
参拝料 | 無料 |
とにかく見所が多い寺院でした。通常のウボーソットなどを参拝した後に遺跡も観れたので大満足です。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!