シーサケート県ウトゥムポーンピサイ郡にある、ワット・サガムペーンヤイ(วัดสระกำแพงใหญ่)へ行ってきました。
市街地から車で30キロほど離れた場所にあった静かな寺院。
かつてジャヤーヴァルマン7世の治世に築かれた祠堂があった場所で、現在もその一部が残っており古代クメール王朝の面影を色濃く残す石造建築を見ることができます。
また、この地で発見された1000年以上前につくられたナーガ上の仏陀坐像も必見です。
かなり見どころが多く、神秘的な景色が広がる素敵な寺院でした。
今回は、ワット・サガムペーンヤイ(วัดสระกำแพงใหญ่)をご紹介します!
ワット・サガムペーンヤイを参拝
入口の素敵な門からしてドキドキします。
シーサケート県で最大のクメール遺跡
1825年にできたマハーニカイ派の寺院ですが、もともとは12世紀ごろのジャヤーヴァルマン7世の治世に築かれたと考えられる祠堂があった場所でした。
残存するクメール遺跡としてはシーサケート県で最大らしいです。
あまりに保存状態がよくて美しいので、こんなに間近で見学してよいものか迷いましたが、夕方には子どもたちが遺跡の上で普通に遊んでいました。
1000年以上前のナーガ上の仏陀坐像
この地で発見された1000年以上前につくられたナーガ上の仏陀坐像。
仏陀を降り雨から守るために、蛇神ナーガがとぐろを巻いた体を台座に、7つの頭をさしかけて守る様子をあらわしているらしいです。
ちなみにこのナーガ上の仏陀坐像がおさめられているチェディの下が人口洞窟になっていて、誕生日仏像が並んでいます。
寺院を発展させた僧侶の像
かつて住職として寺院を発展させたルアンプークルアン(หลวงปู่เครื่อง)という有名な僧侶の像。
近くにウィハーンがあり、こちらで参拝することが可能です。
この隣にもナーガ上の仏陀坐像が納められています。
美しすぎる本堂
かなりインパクトの強いウボーソット。
ウボーソットに巨大な仏像がくっついている風景は中々見られません。
正面にはナーガいます。
改めて見てもウボーソットは中々の大きさで迫力があります。
この下をくぐれるようになっていて、沢山の仏像が並んでいます。
ウボーソットの中も非常に美しい景色が広がります。
閉まっていたのですが、近くにいた僧侶に訪ねたところわざわざ開けてくださいました。この美しい景色が見られたことに本当に感謝です。
黄金に輝く仏像
ウボーソットの近くにあるこちらのウィハーンも必見です。
プラマハームニー(พระมหามัยยะมุนี)という仏像。
ピッカピカでとても綺麗です。
ウィハーンの中が結構広くて托鉢をする僧侶の像が108体並んでいます。
これ以外にもクメール遺跡の写真なども飾ってあって見どころが多かったです。
建設中でしたが、中にはなにやら変わった仏像が。
これ以外にも気になる仏像が多くて、本当に見どころの多い寺院です。
ワット・サガムペーンヤイの場所
市街地から約30キロの場所にあります。
車で30分くらいかかったので、思ったより遠かったです。
施設情報
名称 | ワット・サガムペーンヤイ Wat Sakhamphangyai วัดสระกำแพงใหญ่ |
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住所 | Sa Kamphaeng Yai, Uthumphon Phisai District, Si Sa Ket 33120 |
地図 | Google Maps |
HP | |
参拝料 | 無料 |
とても静かで多くの参拝客で賑わっている寺院ではないですが、本当に素敵で満足度の高い寺院です。
市街地からはちょっと距離がありますが、かなりオススメです!ぜひ参拝してみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!