交通事故の多い国タイ。
予想はしていましたが、交通ルールをよく知らないで運転してる人が多いので、まじで驚くほど運転技術が低いです。笑
バイクを買って、かなり気をつけて運転していたのですが、信号待ちをしている時にバイクに後から突っ込まれてしまいました。
どんなに気をつけてても、流石にこれは防げない。笑
幸い双方怪我もなく、お互いのバイクがちょっと破損した程度だったのが不幸中の幸いでした。
今回は警察は呼ばずに示談で修理してもらったんですが、結論から言うとタイ人の友人に助けてもらわなかったら結構しんどかったです。
せっかくなので記録に残しておこうと思います。
タイの保険会社が紹介する事故時の対応
事故ったときに参考にしたタイの保険会社のWebページ。事故の時の流れが説明されていました。
1.まずは落ち着くこと。
2.停車する。その場から逃げることは犯罪となる可能性がある。
3.怪我人がいる場合は1669に連絡し負傷者の救護をする。
4.保険会社に連絡して状況を説明する。
5.当事者同士で名前、電話番号、運転免許証、自動車保険、車の車種や登録番号などを交換する。
6.事故現場の写真を撮る。車両を道路脇へ移動させる。
7.警察に通報する。
8.事故当時の様子、事故の発生場所や時間、双方の車の状態などを動画などで記録に残しておく。
9.事故の目撃証人を探す。過失割合を決める際に有利になるかもしれない。
状況によって異なると思いますが、あくまで一例としてこんな感じらしいです。日本とそこまで変わらないですね。
タイで事故って思うのが、まず1番の落ち着く、この難易度が高いです。笑
事故が起きた時の様子
時間は19時くらい。大雨の直後で路面が結構濡れてました。
一車線の道路で信号待ちをしていると、後から急ブレーキの音とタイヤのスピンする音が。
その直後、バイクの後ろから強い衝撃が。
相手が転倒したので、とりあえず周りにいる人たちと一緒にバイクを起こします。
一瞬みんな固まりますが、事故があるととりあえず近くにいる人が助けてくれます。そしてバイクを側道へ運んだらみんな解散します。笑
大した事故じゃないですが、一瞬頭が真っ白になってすぐに動けませんでした。
路面が濡れていてスリップしたのもあるけど、一直線の道路でどうやったら急ブレーキをかける状況になるのかが分かりません。絶対前見てなかったやつ。笑
事故が起きてからまずしたこと
追突されてバイクのテールランプのカバーに少しだけヒビが入りました。
相手は20歳くらいの男性。
仕切りに謝ってくる感じのいい青年でしたが、テールランプを確認して、ちょっとですね。とそれで帰ろうとする感じが半端ない。笑
ひとまず電話番号を聞いてIDカードを見せてもらいます。
テールランプのカバーを交換すると言ったら、いくらですか?と支払う意思は確認できました。
ただ、警察を呼ぶべきかとか、どうすればいいか全然わからない。
なので、タイ人の友人に電話をして指示を仰ぎます。
とりあえず警察は呼ばなくてよさそうで、優しすぎる友人が事故現場まで来てくれる事になりました。
タイ人の友人が来てからしたこと
任意保険に入っていれば保険会社を呼んだり、事故の規模が大きければ警察を呼んだりするそうですが、今回みたいに軽くぶつけられた程度では警察を呼ばないことも多いそうです。(友人談)
因みに事故の相手が子供だと、可哀想だからと特に何も請求せずに終わらせるという友人が何人もいました。
バイクで任意保険に入っている人はあまりいないので、必然的に自費になりますもんね。
友人が知り合いの修理業者に連絡して、見積もりをその場で出してもらいます。
お値段5000バーツ。
相手に伝えると、父に相談するとのことでしばらく話をします。
相手の家に行くことに
修理費が高いので、近くの自宅へ行って父と話をしてほしいとの流れになりました。
昔ながらの店といった感じのご自宅でした。
父親と話をすると、高いので自分たちで直したいとのこと。
その部品は正規品か、ちゃんと直せるのかとか色々心配はありますが、とりあえずLINEを交換して数日後に部品が手に入ったら修理してもらうことになりました。
無事修理完了
一週間くらいたったでしょうか。予定通り連絡が来たのでバイクを持って行きました。
テールランプのカバーを新しいものに交換してもらいました。
全部終わってから、お父さんが迷惑をかけたね、とお金を渡してきました。何度も断ったんですが、父親としての責任があるから、とお父さんも引きません。
結局受け取って、事故現場に来てくれた友達を誘ってそのままご飯に行くことにしました。
ただ、お金と一緒にネジを1本渡してきました。
バラした後、どこのネジかわからなくなってしまったらしい。笑
めっちゃタイっぽくて笑いました。笑
最後に
事故ったことを友人に話すと、8割型ナンバープレートの番号を聞いてきます。
宝くじを買う際の判断材料にするらしい。笑
事故ったらぜひ友達に言ってみてください。
皆さんも運転するときは気をつけてください!!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!