ヤソートーン県ナイムアンヤソートーン郡にある、ウィマーンパヤーテーン(วิมานพญาแถน)へ行ってきました。
ウィマーンは神の住処、パヤーテーンは雨の神という意味だそうです。
このヤソートン県のシンボルであるヒキガエルの形をした博物館は、パヤーカンカーク(พญาคันคาก)というイサーン地方の言い伝えに登場するカエルです。
ここは、雨の神とヒキガエルが戦ったイサーン地方の言い伝えからできた場所です。
敷地内はとてものんびりしていて、素敵な場所でした。
今回は、ウィマーンパヤーテーン(วิมานพญาแถน)をご紹介します!
パヤーカンカークの言い伝え
かつて、雨の神パヤーテーン(พญาแถน)は、人間界への怒りで7ヶ月間雨を降らせずにイサーン地方を干ばつに追いやりました。
そのため、人間界にいたヒキガエルの姿をした菩薩パヤーカンカーク(พญาคันคาก)は、虫などの仲間を集めてパヤーテーンに戦いを挑みました。
何とか勝利したカエルのパヤーカンカークは、雨の神に3つの約束を取り付けました。
1.人間がバンファイを打ち上げたら、すぐに雨を降らせる。
2.カエルの鳴き声が聞こえたら、人間界に雨が降ったことを意味する。
3.サヌーの音が聞こえたら、稲の収穫期のため雨を降らさないこと。
この言い伝えにあるバンファイは竹筒を利用した打ち上げ花火です。
ブンバンファイ(บุญบั้งไฟ)という名で、雨乞いやパヤーカンカークに敬意を表した祭りとして、現在も毎年5月ごろにヤソートーンなどで行われています。
お祭りの時は写真のようなロットヘーバンファイが並ぶそうです。
パヤーテーン像
雨の神であるパヤーテーン(พญาแถน)像です。
言い伝えを聞いた後に見るとめっちゃ強そうに見えてきます。
カンカーク博物館
巨大なヒキガエルの博物館。
残念ながら工事中で入れませんでした。
中にはヤソートーン県の歴史やパヤーカンカークの言い伝えにまつわる説明などが展示されているらしいです。
パヤーナーク博物館
外観がとても綺麗です。
この中が博物館になってるから驚きです。
入り口を入ってすぐのところには、パヤーカンカークの内容がタイ語と英語で展示されていました。
全部で5つのゾーンに分かれていて、ナーガや蛇の説明がされていました。
ウィマーンパヤーテーンの場所
ヤソートーン市街地にありました。
施設情報
名称 | ウィマーンパヤーテーン Wiman Phaya Tan วิมานพญาแถน |
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住所 | 2169 ถนน วารีราชเดช, Thung Nang Ok, Mueang Yasothon District, Yasothon 35000 |
地図 | Google Maps |
電話 | 045714212 |
営業時間 | 9:30〜16:30 |
定休日 | 火曜日 |
入場料 | 40バーツ |
予想以上に人がいなくて静かでしたが、のんびりとしていてとても素敵な場所でした。
毎年5月に行われるブンバンファイのお祭りがとても楽しそうです。
機会があったらまた来たいと思います!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!