ブンカーン県のサーンラックムアンへ行ってきました。
タイの各県にあるサーンラックムアン(ศาลหลักเมือง)。
サーン(社)ラック(礎)ムアン(町・都市)という意味で、ラックムアンと呼ばれる市の守護神を祀るための柱が祀られています。
サーンラックムアンはタイではとても神聖な場所とされていて、参拝すると心身の健康や運気の上昇、仕事運を高めるなど、様々なご利益があるとされています。
せっかくなので、色々な県のサーンラックムアンを参拝したいと思います。
今回は、イサーン地方ブンカーン県のサーンラックムアンをご紹介します!
サーンラックムアン
1955年に建てられた祠。
サーンジャオメーソーンナーン(ศาลเจ้าแม่สองนาง)とも呼ばれています。
ロータリーの中央というちょっと変わったところにあるので、行くときは車に注意が必要です。
ラックムアン
ブンカーン県には他のサンラックムアンのような柱がありません。
祀られているのはギムラオ(กิมเหลา)とギムパオ(กิมเภา)と呼ばれる2人の像。
ジャオメーソーンナーン(เจ้าแม่สองนาง)と呼ばれる100年以上前の伝説に登場する2人です。
一説では魔術の使い手だった父からその知識を受け継ぎ、父亡き後も人々を助けるために尽力したようです。
そのことから、村人は2人が亡くなったあとに祠を建設したと言われています。
サーンラックムアンの場所
ブンカーン市街地にあります。
眼の前にはブンカーン病院があり、ロータリーの真ん中に建っています。
施設情報
名称 | サーンラックムアン ブンカーン県 THE CITY PILLAR SHRINE Buengkan ศาลหลักเมืองบึงกาฬ |
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住所 | Bueng Kan, Mueang Bueng Kan District, Bueng Kan 38000 |
地図 | Google Maps |
柱がない珍しいタイプのサーンラックムアンでした。
ブンカーン県は2011年にノーンカーイ県から分割された新しい県のため、あえて柱を建設するより古くから住民が崇拝している祠を使用したのでしょうか。
素敵な場所なので周辺に来たらぜひ立ち寄ってみてください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!