ブンカーン県ブンコーンローン郡にある、ゴ・ドーンポー(เกาะดอนโพธิ์)へ行ってきました。
ブンコーンローン郡で崇拝されているナーガ、プーウールーナーカラートを祀る島。
参拝することで金運や仕事運などが上がり幸福をもたらすと信じられています。
とても神聖な雰囲気で素敵な場所でした。
今回は、ゴ・ドーンポー(เกาะดอนโพธิ์)をご紹介します!
プーウールーナーカラートの伝説
その昔、このブンコーンローン周辺はラッタナパコーンという都市で、ここを統治していた王がウールーラーチャーでした。
端正な顔立ちで知的な孫ができると、この王子がナーガの娘ナーカリントラーニーと結婚しました。
ナーカリントラーニーの姿は人間でしたが、ナーガと人間であるため、二人は子宝に恵まれることはありませんでした。
その後ナーカリントラーニーが病に倒れると、彼女はナーガの姿に戻ってしまいます。
ウールーラーチャーは彼女をナーガの世界に戻そうとしますが、ナーガの王から授かった宝物の返還も同時に求められます。
ウールーラーチャーがこれを拒否したことで、ナーガの王の逆鱗に触れ、ラッタナパコーンという都市は3つの寺院を残して壊滅させられてしまいます。
そしてナーガの王はウールーラーチャーとその妻ををナーガに変え、新たな都市が誕生するまでこの地に留まるよう呪をかけたそうです。
諸説ありますが、プーウールーナーカラートはもともとは人だったようです。現在もこのドーン島にいると信じられています。
船着場
色々な船着場があるのですが、今回利用したのはタールアドーククン(ท่าเรือดอกคูณ)という船着場。
船の料金は45バーツ。他にタンブン用のお供え物を購入しました。
島に着いたら船の運転手は反対岸で待ってくれています。
ドーンポー島
島に到着したらチケット売り場でチケットを購入します。
タイ人は30バーツなのですが、外国人はなんと400バーツ。かなり強気の値段設定でびっくりしました。
それだけご利益があるということでしょう。
島自体は広くなく、お祈りをするポイントは一箇所のみです。
この木を囲むようにして、色々な仏像がならんでいます。
かなり人が多くて混雑していました。
有料ですが、白い服を着た方がお祈りをしてスマホの裏に白い文字を書いてくれました。
その他にもご利益があるとお守りを勧めてきました。購入しませんでしたが、入場料以外にも色々とお金がかかりました。
ドンゲーオ島
船の運転手さんがもう一つの島に連れて行ってくれました。
先程のドーンポー島よりも小さくてこじんまりとしていました。
ゴ・ドーンポーの場所
ブンカーン市街地から車で1時間程度のブンコーンローン郡にありました。
施設情報
名称 | ゴ・ドーンポー Koh Don Pho เกาะดอนโพธิ์ |
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住所 | Bueng Khong Long, Bueng Khong Long District, Bueng Kan 38220 |
地図 | Google Maps |
参拝時間 | 6:00〜17:30 |
入場料 | タイ人30バーツ 外国人400バーツ |
寺院とはまた違った、とても神聖な雰囲気の場所でした。
入場料が高すぎるので、あまりオススメはできないですが、この地で有名なナーガにお祈りしたいという方はぜひ行ってみてください。
独特の雰囲気で良い経験になるかと思います。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!