プラナコン区にある、ワット・ラチャナッダーラーム(วัดราชนัดดาราม)は、 ウォラウィハンラマ(วรวิหาร)の格付けを持つ第三級王室寺院です。
3世の治世に建設されたこの寺院には、約200年前に建てられた、世界で唯一現存するローハ・プラーサート(โลหะปราสาท)という建造物があることで有名です。
このローハ・プラサートがとても美しく、約7階程の高さから周辺の街並みを見回すこともできます。そこそこインパクトが強く、すぐ近くにはワット・サケットもあるので、合わせて観光するのも良いかもしれません。
今回は、ワット・ラチャナッダーラーム ウォラウィハン(วัดราชนัดดารามวรวิหาร)をご紹介します!
目次
入り口の様子
重厚感のある外壁がとても綺麗です。
駐車場の入り口。こちらの門はシンプルに素敵ですね。
ワット・ラチャナッダーラームを参拝
右側のロハ プラーサートがきになるところですが、まずはウボーソットへ。
少しこじんまりとしていますが、とても綺麗です。
時計が2つ。何か意味があるのでしょうか。
本堂内の壁面に描かれている絵がとても美しいです。
建物の写真を撮り忘れたのですが、隣にウィハーンがありました。聞き間違えでなければ、昔は事務所として使っていたのだとか。こちらにはラーマ3世とラーマ5世の仏像がありました。
ローハ・プラーサート
インドからきたローハ・プラーサートという名前は、金属の尖塔を備えた正方形の邸宅を意味するそうです。
ローハ・プラサートの1箇所目はインド、2箇所目はスリランカ、そしてタイの計3箇所があったようですが、現在建物として残っているのはタイのローハ・プラサートだけだそうですよ!
因みに、現在の黄金輝く外観になったのは2020年。それ以前は金ではなく黒。写真で見る限り、黒い外観も特徴的でかなり綺麗です。
入場料は外国人20バーツ。
1階(資料館)
色々な情報が展示されています。結構な数の資料があったので、全部見ているとそれなりに時間がかかりそうです。
2階(LIBRARY AREA)
壁に掛けられた名言のような言葉が素敵です。お気に入りの言葉を見つけるのも楽しいかもですね。
読んで良いのかは不明ですが、棚に本が並んでいます。ソファーがあるので、くつろげました。
何とも言えない独特の雰囲気があって、予想以上に素敵です。
3階(WALKING MEDITATION)
あるのは通路のみの不思議な空間。歩きながら瞑想できます。
門を曲がったら、床で全力で寝ている人がいて驚きました。笑
4階(SITTING MEDITATION)
座って瞑想ができます。仏像の下に写真が貼ってあるので、お墓っぽいですね。
5階(建造物が間近で見れる)
何のフロアなのかは謎ですが、目の前に金色の装飾が広がるのでとても綺麗です。近すぎて圧倒されます。
6階(屋上で参拝)
景色最高。ただ、高いところが苦手なのでちょっと怖いですね。
それぞれの方角に、お寺の案内がありました。とても親切でびっくり。
6階から階段を少し上ると参拝できます。
ここも以前は少々黒っぽかったのですが、現在は金色に輝いています。
カフェで休憩
敷地内にあるカフェで休憩。
この寺院の僧侶が多く利用していたのですが、お茶しながら話している姿が休憩中のOLみたいでとても好感が持てました。
結構疲れるので、カフェがあると嬉しいですね!
ワット・ラチャナッダーラームの場所
MRT Sam Yot駅から徒歩15分程度の場所にあります。
ワット・サケートが近くにあるので、時間と体力があれば、一緒に回るのも良いかもしれません!
施設情報
名称 | ワット・ラチャナッダーラーム ウォラウィハーン วัดราชนัดดารามวรวิหาร |
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名称 | ローハ・プラーサート โลหะปราสาท |
住所 | 2 Maha Chai Rd, Wat Bowon Niwet, Phra Nakhon, Bangkok |
地図 | Google Maps |
参拝時間 | 9:00〜17:00 |
参拝料 | 外国人20バーツ(15歳以下は無料) ※ロハ・プラサートのみ |
ラーマ3世像とワット・ラチャナッダーラーム。
ワット・サケートを登ってから、このローハ・プラサートを登ると足がパンパンになりますね。早くマッサージ行きたいです。笑
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!